定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~舌田地区編④
こんにちは!定住支援員のOです(✿´ ꒳ ` )
今日は、公民館で伺った舌田地区で行われている行事や取り組みのご紹介です。
公民館で伺った主な年間行事はこちら(2018年分)
3月 公民館祭り
4月 お花見
7月 夕涼み会、地引網体験
9月 お月見会
12月 クリスマス
フムフム( ´◕㉨◕)
元は農協のお祭りだったという舌田の公民館祭りにどんな特色があるのかなとか、
地元で花火をあげちゃうという夕涼み会も気になりますが、一番気になるのはやっぱりこれ。
ザ・地引網。⊂(‘ω’⊂ )))Σ≡=─༄༅༄༅༄༅༄༅༄༅
京都・八幡(やわた)市との中学生交流事業で、隔年でお互いに訪問し合い、様々な体験を行う事業の一環なんだそうです。中学生交流事業としての地引網は2016年に初めて催され、2018年夏に地区公民館にお話を伺いにお邪魔した際には、2度目の開催準備の真っ最中でした。
地引網は、Vol.2でお知らせした厳島神社前の海辺で行います。
子供だけでなく地元の皆さんも参加して、こんな感じで集まってワイワイ。
状況によって、魚があまり入らないこともあるそうですが、網を引くこと自体が楽しそう!!( ๑˃̶ ॣꇴ ॣ˂̶)♪⁺ヒキタイ!
こんな感じで新鮮な魚が獲れちゃいます!
この地引網イベント、他にもお楽しみはたくさん☆٩(•̤̀ᵕ•̤́๑)
漁のあとは、別に用意されていた魚介も加えて海鮮バーベキュー♡ウキ(ૢ˃ꌂ˂⁎)
コンパネとブイを使って作ったいかだで行う「いかだレース」☆
などなど。
この中学生交流事業とは別に、以前は地区の大工さんが作った一人乗り用ボートで「ボートレース」をしたり、遠泳大会も行っていたとか。
う~~~ん!むっちゃ楽しそうっ!⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
海の近くで、美しい砂浜を持つ舌田ならではの催しですね(⋈◍>◡<◍)。✧♡
実は、2018年の夏の地引網体験には、私も取材で参加させて頂く予定で、ウキウキ楽しみにしていたのですが、台風の接近によりあえなく中止。スタッフの方の船に同乗して、船上からイベントの様子を激写Σ【◎】ω ̄*)できるはずだったのですが。。。残念!
また次の機会にお邪魔したいと思います!
公民館の方に伺うと、子供の減少が激しい舌田では、公民館行事も「大人寄り」、もう少し言えば、高齢者サロンのような社会福祉的な内容が増えつつあるそうです。
数字だけ見れば、舌田地区の高齢化率は46.8%(2018年1月末現在)と、著しく高くはないように思いますが、住民の方の肌感はやはり違います。
今までできていた行事が、人手が減って出来なくなった。
参加する人の年齢構成が変化して、従来の行事構成では成り立たなくなった。
動ける人が何役も担い、疲弊するようになった。
これは、過疎高齢化が進む日本全国の各地方で起こりつづけている現実。
そんな中、他県の子供との交流を交えつつ、こうやって地元の子供が楽しめるものを提供できるのは、色んな関係各所のご協力は勿論ですが、並々ならぬ地元の皆さんの努力があってこそです。
当日利用する網の手配や準備
地元漁師さんたちによるサポート
昼食にかかる各備品や食材の手配、下ごしらえ
Vol.1でお伝えした舌間のマンダリンにせよ、⇒定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~舌田地区編①
Vol.3でお伝えした合田の唐獅子・五ツ鹿にせよ、⇒定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~舌田地区編③
「今ある地域の財産を、今できる形で活かして次につなぐ」という小さな一歩一歩の積み重ねが、今までの地域とこれからの地域を作っていきます。そしてその一歩一歩は、特別な誰かでなく、そこに住まう一人一人が積み重ねるもの。
この地引網漁の取り組みに、舌田の皆さんの思いを見たような気がしたOでした。
さて、今日のところはこの辺で。
【追伸】
ちなみに、冬の時期(特に冬至)、舌田の海岸線からは「だるま夕日」が見られることもあるとか。※だるま夕日…夕日が水平線に沈むとき、接地面が溶けたように繋がり、だるまのように見える現象。
だるまは、七転び八起きで表されるように、縁起物。気象条件により、いつも見られるわけではないですが、運試しに行かれてみてはいかがでしょうか。
「だるま夕日」は見れなくても、晴れてる日なら「絶好の夕日」はほぼほぼ見れます(๑•̀ㅂ•́)و✧
❁定住支援員・O❁
八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として活動中。
市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、あっちこっちに出没。
最近の悩みは、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出して位置がなかなか掴めない事(^_^;)