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2021.10.12
その他

定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~移住準備:その②~

こんにちは!八幡浜市定住支援員のOです★

移住に向けて準備しておきたいことは、たくさんありますね。
前回は「候補地を決める前にしておきたい準備」についてお話してきました。※前回の記事は こちら から。
今日は、移住先が決まったら始めていきたい準備をお伝えしていきたいと思います。

 

➏仕事を探す

何はおいても、やはり収入の安定は最重要問題です。テレワークで引き続き今の勤め先と雇用関係がある場合などを除き、収入は大きく変化するので、事前にしっかり情報収集し、準備しておきましょう。できる限り事前貯蓄をしておくことも重要です。

【就職・転職したい場合】
可能な限り事前に仕事を探し、移住後の収入源を確保しておくことが望ましいですね。移住視察時に、気になる企業にアポを取っておき、会社見学をさせてもらうのもいいですよ。

ハローワーク八幡浜の求人情報は、ポータルサイト内でも随時掲載しています。(求人情報はこちら
また、愛媛県公式求人情報・移住情報サイト「あのこの愛媛」(外部サイト)でも情報を探すことができます。
加えて、八幡浜市独自の取り組みとして、移住検討者と市内事業者とのマッチングをする「仕事情報おつなぎ支援 や・わーく」もご用意していますので、ぜひご利用ください。近年の八幡浜の求人状況については、ブログにまとめていますので、こちらもどうぞご参考に。

【創業したい場合】
創業には、経営に関する知識や資金の調達方法、融資情報や補助金情報、その土地ならではのニーズや市場状況など、様々な知識や情報が必要になります。移住を機に新しい事業を考えている方は、特に万全の事前準備をお勧めします。

八幡浜市では、市・商工観光課を窓口として、関係機関と連携した包括的な創業支援を行っています。市HP(創業支援事業計画)
移住相談窓口から商工観光課にお繋ぎできますので、まずは、気軽にご相談ください。「融資が通る事業計画の立て方が知りたい」「基本的な経営方法について相談したい」「市内の市場状況が知りたい」など、より具体的な相談がしたい方には、市が連携した市内金融機関や商工会議所・商工会等の創業支援事業者をご紹介いたします。知らない土地でどこに相談したらいいかわからない、といった不安は解消できますね。

【就農したい場合】
農業は、いいことばかりではなく大変なことも多いもの。ご自分の気持ちが単なるあこがれではないのか、ずっと取り組めるのか、一度じっくり考えてみることは大切です。
今は、全国で新規就農したい方向けの農業セミナーも多く開催されているので、まずはそれらに参加して情報収集してみましょう。就農支援や補助の内容は、各自治体で大きく異なっていますし、その土地ごとに難しさの傾向も変わります。生活のリアルな話を聞いてみるのも大切です。
今は農業法人への就職や半農×半Xといった働き方もありますので、ご自身に合う方法を探してみましょう。

八幡浜市では、市移住相談窓口と新規就農を支援する西宇和みかん支援隊が連携し、柑橘農家になりたい人をしっかりサポートしています。短期体験や1年以上の研修など、段階に応じて様々な支援策がありますので、まずは市移住相談窓口にお問い合わせください。

西宇和みかん支援隊HP(外部サイト)
※八幡浜の柑橘農業がちょっとわかる、定住支援員のブログはこちらから

2021.12.17追記 みかん就農へのステップをブログにまとめました!ブログはこちら から

 

❼住まいを探す

就ける仕事の目途がついたら、次は住まいを見つけましょう。移住先で家を見つけるには、主に2つの方法があります。

⑴各市町の空き家バンクを見る
⑵不動産業者で調べる

空き家は総じて安価に手に入る傾向がありますが、手を加えなくてもすぐに住める状態のいいものから、大幅な修繕が必要なものまで様々です。空き家は現状引き渡しになることが多いので、内覧時には状態をしっかり確認しておきましょう。周辺の買い物施設や地域の様子などを確認しておくのも大切です。
いきなり空き家はハードルが高いなという場合は、不動産業者で賃貸物件を探してみましょう。
せっかく田舎に住むのにマンションやアパートは味気ないな…という方も、一度市街地で賃貸に住んで、ゆっくり自分に合う風土の地域を見つけていくというのも上手な方法です。

八幡浜市の空き家情報は、当サイト内の 空き家バンクからご確認いただけます。
空き家バンクのページ下部には八幡浜市の不動産業者一覧(HPつき)も掲載していますので、賃貸探しにお役立てくださいね。

八幡浜市では、住まいに関する補助をいくつもご用意しています。詳しくは、当サイト内住まいの支援制度 をご確認ください。
特に、県外からの移住者が空き家バンクを通じて取得した物件を修繕する場合に使える移住者住宅改修支援事業は、補助額も大きく心強い味方です。ご利用には各種条件がありますので、 市HP をご確認の上、事前に必ずご相談ください。

 

❽保育所・幼稚園、学校 … 早めに相談を

子育てに関する移住準備は、多岐にわたります。早めに相談して、手続きの流れや必要書類を理解し、できる準備は先に進めておけると安心ですよ。
八幡浜の保育所・幼稚園・学校の一覧は当サイト内からご確認いただけます ⇒ 子育ての支援制度

 

【保育所】
八幡浜では、毎年11月に次年度4月からの入所申込を受け付け、希望状況に合わせて人員を配置し、対応しています。11月の申込期間に申し込んで頂いていた場合、ほぼ第3希望までのいずれかに通っていただけています。(令和2年度現在)
申込方法など、詳しくは 市HP あるいは 八幡浜子育て応援サイトはまっこ(外部サイト) をご確認ください。
移住後、年度途中から新たに入所を希望される場合には、その時点で空いている保育所をご案内することができますが、ご希望される保育所でない場合もあります。
移住予定時期や、既に保育所に通っているかどうかでも手続きの流れは変わってきますので、具体的に移住に向けて動き出した段階で一度まず相談しておくと安心ですよ。

【幼稚園】
八幡浜の幼稚園は、随時入園受付しています。入所申込は、各園に直接お問い合わせください。

【小学校・中学校】
住所によって、校区が決まります。お住まいが決まったらお早めに一度学校教育課までご連絡ください。
八幡浜では、毎年2月頃に小・中ともに新1年生を対象とした半日入学を各校で実施していますので、行く学校が決まっている場合は、参加してみるのもいいでしょう。学校の様子や雰囲気を見てから住所を決めたいという場合は、個別にご相談ください(ご希望に沿いかねる場合もあります)
用意する書類や新しい学用品の準備もあるので、可能であれば数か月前から新旧学校と相談しておけるといいですね。

【高校】
八幡浜市内にある高校は、全て県立です。各校の特徴については、子育ての支援制度 にまとめていますので、参考にしてください。
希望先の高校が既に定員だったり、学力検査や面接等の試験がある場合もあるので、できるだけ早い段階で希望先高校へ直接相談してください。単位取得証明書などの証明書も必要になるので、現在の在籍高校ともしっかり打ち合わせしておきましょう。詳しくは 愛媛県教育委員会 高等教育課HP(外部サイト) をご確認ください。

➒今のお勤め先への相談もきちんと

移住時期が具体的に決まったら、今の職場への相談もお早めに。特に退職する場合は、周囲にかかる影響が最小限で済むようゆとりをもって相談し、気持ちよく送り出してもらえるようにしたいものです。
もう人間関係変わるからどんな辞め方になったっていいや!と思う方もいるかもしれませんが、どこに住もうが遠く離れようが、不思議と人の縁はなかなか切れないものです。移住先で行き詰まった時、ふと助けてもらえるのはそういう縁だったりするんですよ。(๑´◡`)_旦

 

➓その他:事前に、移住先にある金融機関でひとつ口座を作っておくのもお勧め

八幡浜にある金融機関は、いわゆる地方銀行や信用金庫、農協、ゆうちょなど。
都会の人になじみ深い「都市銀行」は、2021年現在、八幡浜にはありません。もちろん、各種コンビニやゆうちょ等の提携ATMでは都市銀行のカードも問題なくご利用いただけますし、今はインターネットバンキングもあるので支障は少ないですが、人によっては店舗がないことに不便を感じることもあるかもしれません。

そういう方は、早めに移住先にある金融機関で口座を一つ作っておくのもお勧めです。
移住では、公共料金など多くの契約先が一斉に変わるので、実は地味に手続きが大変。後で振替指定口座を変えるとなると、契約先ごとの手続きが必要になり、これまた手間がかかります。もし、移住を機にメイン銀行の変更を考えているなら、予め口座を作っておくと少し手間が減りますよ(*´﹀`*)。
※移住前に口座開設した場合は、後日、金融機関での住所変更届が必要です。

 

移住先が決まったら、具体的に進めておきたいことが増えてきますね。ひとつひとつ着実にこなして、スムーズに新生活が送れるよう準備を進めてくださいね!

それでは今日はこの辺で。

八幡浜市移住相談窓口
☎0894-21-0413
✉iju-shien@yawatahama-iju.com
オンライン面談の申込はこちらから

 

❁定住支援員・O❁
八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として市内全域を対象に活動中。市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、あっちこっちに出没。
地図を読むことは得意だが、その地図情報が留まることがなく軽やかに頭を滑り落ち、行ったことがある場所でも危うさを感じる日常。自身の記憶への信頼感はここ数年でほぼゼロと化した(ヾノ・x・`) とはいえ、何度でも初めての感動を味わえるのでそれはそれでOKだと悟りの境地に近づいている。