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2021.12.06
みかん

定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~八幡浜でのみかん就農~

こんにちは!八幡浜市定住支援員のOです★

全国有数の柑橘産地である八幡浜市移住相談窓口には、「柑橘農家になるために移住したい」というご相談も多くいただきます。
未経験者が柑橘農家になるためにはどうしたらいいのか、今日は、Iターン就農の流れをご紹介したいと思います。

※ここで言うIターン就農とは、出身地以外の地に移住し、そこで農業を始めることを指します。
※STEP3以降は、新型コロナウイルス感染症の状況など止むを得ないによって受け入れを中止する場合があります。また、記載中の支援内容は2021年時点の情報です。必ず最新情報をご確認ください。

 

それでは、みかん農家への道、レッツらゴー!でございますブゥーンε=ε=(o*・ω・)o

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STEP1:まずは各種フェアで情報収集
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一言で農業と言っても、稲作、野菜、畜産、果物、花きと、その種類は様々。
作物が変われば、農地環境や必要設備、農繁期の状況や年間の作業内容も変わってきます。機械でできる作業が多いのか、人手がかかるのか。路地栽培かビニール栽培か。平地に適した作物か、山の斜面が適した作物か。
必要な設備費用も、現金が入ってくるタイミング(収穫期)も異なってくるので、それぞれに応じた必要貯蓄額を調べることも大切です。

まずは、全国で開催されているや移住フェア、農業系フェアに参加して、情報収集してみましょう。何を育てるかで、その後のライフスタイルは大きく変わってきます。自分の希望に合った農業の形をしっかり見極め、移住候補地を決めていくことが重要ですよ。

◆◆全国規模の移住フェア、農業フェアのご参考◆◆
移住・交流推進機構(JOIN)(外部サイト)
ふるさと回帰支援センター(外部サイト)
新・農業人フェア(外部サイト)
マイナビ農林水産FEST(外部サイト)

 

 

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STEP2:市移住相談窓口に相談
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八幡浜で柑橘農家になりたい、八幡浜の就農支援を知りたい。
数ある農業の中でも八幡浜の柑橘農業にご興味を頂けた場合は、まずはお気軽に八幡浜市移住相談窓口までご相談ください。移住のこと、就農支援のことなど、あなたの「知りたい」にお答えし、段階に応じて次のステップへご案内します。

◆◆八幡浜市移住相談窓口◆◆
八幡浜市役所 政策推進課 地域づくり支援係
☎0894-21-0413
✉iju-shien@yawatahama-iju.com
オンライン面談の申込はこちらから

◆◆新規就農に心強い味方「西宇和みかん支援隊」◆◆
八幡浜市・西予市・伊方町で成り立つ西宇和地域では、行政・JA・農家・関係団体がタッグを組んだ「西宇和みかん支援隊」が新規就農希望者を力強くフォローしています。
西宇和みかん支援隊(外部サイト)
西宇和みかん支援隊事務局(JAにしうわ営農振興部内)
TEL:0894-24-1115
MAIL:info@n-mikan-shientai.jp

 

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STEP3:実際に現地で農業体験をしてみましょう。
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相談を経て、就農への興味が高まってきたら、短期体験をしてみましょう。
西宇和みかん支援隊では、体験料無料で5~10日程度の農業体験が何度でもできます。宿泊は、合宿施設「マンダリン」か農家さんの家にホームステイ。(※宿泊先は変更になる場合もあります)
農繁期を除き、随時受け付けているので、その時期に実際に農家さんがしている作業を体験できます。

体験に参加したら、後で就農やめるって言いにくくなるのでは…なんて心配は無用です!
むしろ、この短期体験は柑橘農業が自分に合うか、合わないかを見極めるためのものなので、何度でも体験してみて、本当に農家をやれるか、自分の見通しは甘くないか、しっかり確認しましょう。季節を変えて体験するのもお勧めです。(◍ ´꒳` ◍)b

 

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STEP4:可能なら、アルバイトしてみましょう。
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もし長期休暇の融通が付くなら、農繁期の収穫アルバイトをしてみるという手もあります。
10月~12月には、たくさんの収穫アルバイターの方が八幡浜を訪れます。毎年リピーターとして来てくれる方も多く、農家さんと家族のようなお付き合いになっている方もいらっしゃるそうですよ。

アルバイトの条件や宿泊先は募集先ごとに異なり、園地の様子もさまざまですが、1年のうちで最も忙しいこの時期を経験してみれば、より八幡浜の農家さんの生活イメージも湧きやすくなるかもしれませんね。

期間中は、責任をもってきちんと勤め上げていただく必要がありますので、短期体験よりは時間的にも体力的にも少しハードルが高くなります。

◆◆アルバイトをしたいなら◆◆
●西宇和みかん支援隊
西宇和みかん支援隊HP(外部サイト)に、毎年8~9月頃アルバイター募集の案内が出ます(トップページ右「新着情報」を確認)
●個別の農家さんのアルバイト
…毎年10月初めにハローワークに求人が出ます。当サイトでもハローワーク八幡浜求人情報を掲載していますのでご確認ください。(「その他の求人情報」をご確認ください)
※その他、様々なサイトでも求人情報が掲載されています。

 

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STEP5:じっくり研修
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就農の意思が固まったら、西宇和みかん支援隊に研修を申し込みましょう。

研修は通常1~2年。
まずは、希望の就農スタイルや育てたい品種などに応じて研修地を決めます。
(専作地域と複合地域の違いについては、以前のブログをどうぞ)

それを受け、研修地域の農家さんや共選役員などで構成された支援チームが作られ、研修生はチーム内の農家さんのところを何日かごとに回りながら、実際に農地で作業指導・技術研修を受けます。複数の農家さんから学ぶことによって、同じ作業でもより多角的な知識や技術を身に着けることができるようになっています。
座学では、他の研修生と一緒に、農業経営のノウハウを学ぶこともできます。

研修生仲間や支援チームの皆さんとしっかりコミュニケーションをとって仲良くなっていけば、慣れない八幡浜生活で何か困ったことがあった時も、きっと助けてくれますよ。

研修中は、国の農業次世代人材投資資金(準備型)などの補助と合わせ、市やJAからの支援金なども支給されますが、やはりある程度の事前貯蓄は必要です。(目安として、単身者は200~300万、家族連れの場合は家族が1年間生活可能な程度)
※補助内容は2021年時点のものです。必ず最新の情報を確認してください。

研修生は、西宇和みかん支援隊による面接の上、受け入れを決定しています。

◆◆重要なコミュニケーション◆◆
研修を終えて独立する際には、たくさんのものが必要になります。借りれる農地、家、倉庫、トラック、選果機、草刈り機などなど…。
支援チームは、いろんなツテを使ってこれらの情報を集めてくれます。

後継者不足で耕作できない農地が増えてきているとはいえ、農地は、信頼関係が無い人にはまず貸してもらえません。また、ある程度状態のいい物件が出てくるのには、タイミングも運もあります。
手ごろな園地が出てきたときに「まずあの子に紹介してあげよう」「あの子なら大丈夫だって所有者に言ってあげよう」と思ってもらえるよう、研修期間中にきちんと人間関係を築いておくことが重要です。一生懸命取り組んでいれば、その熱意に応えるために支援チームもより親身に対応してくれます。

 

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STEP6:独立就農
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研修を終え、独立就農した後も、すぐに一人前になれるわけではありません。
当然、分からないことやこれで合ってるのかと不安になることも出てきます。そんな時は、自分だけで悩むことなく、研修中の仲間に相談に乗ってもらったり、色々な人の知恵を借りて、ひとつひとつ乗り越えていきましょう。

また、愛媛県八幡浜支局 地域農業育成室では、就農して間もない青年農業者等を対象に、毎年6回、早生温州みかんの栽培技術等の講習会「シトラス講座」を開催していますので、こういったものに参加してみるとまた新しい視点を得られるかもしれません。
※シトラス講座の様子は動画でも確認できます⇒愛媛県HP(外部サイト)

収入面では、就農当初の不安定な収入を支えるべく、国の農業次世代人材投資資金(経営開始型)や市のIターン就農者向けの補助金がありますが、利用には経営計画などの各種審査があります。

 

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最後に
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最後に、「強いて言うなら、こういう人が農家に向いてるよ」と農家さんやJAさんに伺った人物像をちょっと。

◆コツコツ取り組める人
農作業は、その成果が見えるまで時間がかかることが多いものです。気候にも大きく影響され、思った通りに行かないこともたくさんあります。癇癪を起さず、コツコツ作業に向き合える人が向いているそうです。

◆コミュニケーション能力がある人
個人経営が多い農業でも、誰とも関わらずできる人はいません。周りの農家さんから入ってくる生きた情報はとても大事ですし、ひとりですることが難しい作業は、農家仲間で助け合ったりします。
「農家にとって一番重要なのはコミュニケーション力だ!」と断言する農家さんもいるくらいなんですよ。

◆素直な人
周りの農家さんは、長年積み重ねた経験から、一番やりやすい・安全だ・有効だと思った方法を教えてくれます。聞いた時は「ん?」と思ったとしても、実際にやってみると「なるほど」といったことも多いもの。自分のやり方だけに固執することなく、まずは一回やってみるという姿勢でいると、更にいろんなことを教えてもらえるようになるので、農家としての成長が早くなるそうです。

 

さて、今日はIターン就農のステップをお伝えしてきました。大まかな流れになり明日が、八幡浜での柑橘就農にご興味のあるかたはぜひ、ご参考にしてください。
それでは、また。

 

❁定住支援員・O❁

八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として市内全域を対象に活動中。市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、あっちこっちに出没。
地図を読むことは得意だが、その地図情報が留まることがなく軽やかに頭を滑り落ち、行ったことがある場所でも危うさを感じる日常。自身の記憶への信頼感はここ数年でほぼゼロと化した(ヾノ・x・`) とはいえ、何度でも初めての感動を味わえるのでそれはそれでOKだと悟りの境地に近づいている。