定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~子育て編③(病児・病後児保育)
こんにちは!定住支援員のOです(ノ*’ω’*)ノ
今日も八幡浜の子育て支援のお話。前回のお話はこちらから
今回は、先日取材してきた病児・病後児保育施設「キッズケア・しらはま」についてお知らせします。
2019年4月から始まったこの制度の詳細は、こちらをご確認ください。
流れが分かっても、どんな施設かわからなかったら不安ですよねʕ•ᴥ•ʔ
今日は、実際の施設内部の様子をご紹介していきます。
市内中心部にある白浜小学校の2棟ある校舎のうち、東校舎内に施設を構え(建物内で完全に分断されています)、社会福祉法人に運営を委託している事業です。
訪問の予約をして伺うと、スタッフの方がお二人で出迎えてくださいました。
お顔だしは無しですが、優しい笑顔の看護師さんとキラキラした目が印象的な保育士さん。*:ஐ(●˘͈ ᵕ˘͈)人(˘͈ᵕ ˘͈●)ஐ:*
この施設は、入院の必要がなく、症状が安定あるいは回復期に入っていると
かかりつけ医や協力医療機関によって認められた子供さんが利用できます。
その診断に基づいて、看護師さん、保育士さんが対応してくれるんですね。
さて、早速中を拝見しましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧
玄関を入ってすぐ、体調の悪いお子さんも気持ちが明るくなりそうなカウンター☆
この日は、入っていた予約がキャンセルになり、ちょうど子供さんがいない状態。
自由に、撮影をさせて頂きました。Σ【◎】ω ̄*)パシャッ
カウンターを抜けたら保育室。
出入り口も大きなガラスで中の様子がよくわかります。
こちらの保育室は、感染症ではないお子さんが利用します。(風邪や発熱、腹痛、ぜんそくやアレルギーなど)
隣の部屋とは、可動式の透明なサッシで区切られており、
大きく一つの部屋として利用することも可能です。
あくまでもこの施設を利用するのは体調を崩しているお子さんなので、
パッと見たところ体力を消耗しそうな遊具はありません。
市内在住の生後6か月から小学校6年生までのお子さんが利用できる施設なので、
成長に応じて利用できるよう、トイレもいろいろ。
もし汚れてしまった時は、汚れを落とせるシャワー室もあります。
こちらの大きな部屋は、同じ病状が出ている子供たちが一緒に入れる部屋。
症状が同じだからと言っても、子どもの年齢や行動範囲の大きさは異なるので、
ぶつかったりしないよう、サークルが用意されているんですって。
四季折々の趣向を凝らした飾りがなされた廊下を進んで、
玄関から見て一番奥に、感染症の子供たちが利用する隔離室があります。
(この施設を利用できる感染症:発症後3日目以降のインフルエンザやおたふくかぜ、水痘、風疹など)
隔離部屋では、ウエットティッシュや使い捨て手袋、消臭スプレーなど
必要な備品がそれぞれの部屋に設置されており、他の部屋との共用はされません。
また、横になりたい場合に備えて、収納式のベッドも完備。
ただ、今までのところ1歳児程度の小さなお子さんの施設利用が多く、
この大きめのベッドはあまり出番がなかったとか。
2019年4月にオープンしてから、施設全体としては約3カ月で40人強のお子さんが利用されており、
一度ご利用いただいた方がリピーターとなるケースが多いそうです。(灬╹ω╹灬)
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お子さんを預けるのは、どれだけしっかりした施設でも最初はやっぱり心配。꒰⁎×﹏×⁎꒱
雰囲気はどうかな
子どもがストレスに感じたりしないかな
体調に変化が出たとき、大丈夫かな
加えて、体調を崩しているお子さんを人に預けるということに、
罪悪感を感じてしまうお母さんもいらっしゃるんだとか。
そんな中、一度利用された保護者の方がまた利用しようと思うということは、
それだけ安心して預けられ、助かったということなんでしょう。*:ஐ(●˘͈ ᵕ˘͈)人(˘͈ᵕ ˘͈●)ஐ:*
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明るい室内と、優しいスタッフの方の笑顔でほっこりできるこの施設。
(暗く見えているのは、逆光で撮影してしまうワタクシの腕のせいでございます(◎_◎;))
実家が遠くてお子さんを誰かに預けられないことが多い移住者の方はもちろん、
お勤めされていてどうしても休めない保護者の方、
農繁期でご自宅での看護がなかなかできない保護者の方、
いろんな方にこの病児・病後児保育施設を上手にご利用いただき、
八幡浜での子育てをストレスなく楽しんでいただける一助になればなぁと思います。
この施設の利用には、市役所子育て支援課での事前登録が必要です。
2019年7月現在の登録数は、80件程度。
施設利用の定員は6名。
利用料がかかります。
利用時には原則前日予約が必要ですが、
例えば午前中に体調が悪くなり、医療機関の診断を受け、午後から利用ということも相談に乗ってもらえます。
市内在住の生後6カ月から小学6年生までのお子さんが対象ですが、
市外在住の方でも、一定条件を満たせばご利用いただけます。
詳細はこちらから
❁定住支援員・O❁
八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として市内全域を対象に活動中。
市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、あっちこっちに出没。
市内を回り始めて一年経った今でも、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出す発作は治まらず、気を抜くと目指していたところを通り過ぎる日々。最近は、自身の記憶能力への疑いを持ち始めた(;^_^A