第2回八幡浜暮らし♡体感ツアーのご報告【2日目】
こんにちは!八幡浜市定住支援員のOです☆
「第2回八幡浜暮らし♡体感ツアー」の第2日目のご報告~♪
昨日収穫した清見
第1日目の様子はこちらから
そのままでもほっぺたが落ちるおいしさですが、今日はこれをマーマレードにします。
何故に、まーまれーど?(๑・㉨・๑)
実は、2019年5月12日~19日にかけて、八幡浜市では一大イベントが開催されます。
その名も
「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会」!!!
イギリス・ダルメインにおいて、13年にわたって開催されている世界マーマレード大会。ちなみにダルメインとは、邸宅の名前。某N〇KのBS放送で「魔法の庭」として紹介され、一気に日本での知名度も上がりました。
イギリス伝統のマーマレードづくり文化を継承すべく、2005年にこの邸宅の主が始めた大会は、今では、世界各国から3000本以上の応募がある大会になっています。
その日本大会が、ここ八幡浜で日本初開催されるのです☆*:ஐ(●˘͈ ᵕ˘͈)人(˘͈ᵕ ˘͈●)ஐ:*
大会について、詳しくはこちらから
今回の体験では、贅沢にも世界マーマレード大会にて何度も金賞受賞をしている、(株)Atriumの國分先生(八幡浜在住)に教えていただきながら、初めてのマーマレードづくりにチャレンジです☆
マーマレードは、その工程は比較的簡単ながらも、仕上がりに大きく差が出る難しい加工品です。
皆さん四苦八苦しながらも優しく丁寧に煮詰めて、収穫から加工まで自分で携わった、世界で一つだけのオリジナルマーマレードを作り上げてくれました☆
こちら川之石という地区は、海運業や紡績業、鉱山業などの多様な近代産業で栄えた地区。
歴史的建物が至る所にあるのです。
詳しくはこちら定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~川之石地区編②
現在では日本に4社のみ、西日本では唯一ここだけの蚕種会社の佇まい※蚕種(さんしゅ):蚕の卵のこと
こちら、玄関や事務室、第1第2蚕室が国登録有形文化財となっています。
モダンレトロな建物があるかと思えば
すぐ隣に現代建築が建つ八幡浜の風景の面白さに、皆さん興味津々
レトロな趣を感じさせる美名瀬(みなせ)橋から
昭和初期、当時の地区人口の3分の1が勤めていた旧東洋紡績の赤レンガ倉庫跡を眺めつつ
川之石湾の河口から登る宮内川沿いに連なる全長350mの遊歩道、もっきんロードを散策。
夜にはライトアップされるこちらの遊歩道。
対岸には青石で作られた護岸の上に家々が立ち並び、日常生活のすぐ隣に素敵スポットがある八幡浜の雰囲気がよくわかる場所です。
生憎の小雨とは言え、30分町を散策して、すれ違った地元の人はわずかふたり。
皆さん思わず
「地元の方はどこにいるんですか?」
・・・・・皆さん、ワタクシ晴れた日にここを何度も歩いていますが、ほとんど人に会いません(;^_^A ですが!この静けさこそが、八幡浜生活の贅沢なところだと個人的には思っているんですが、いかがでしょう(๑˃̵ᴗ˂̵)و
道中の無人販売所に驚いたのち、到着したのが
今日のアフタヌーンティー&ランチスポット・旧白石和太郎洋館。
こちらレストランではありません。
鉱山業や紡績業で財を成した豪商・白石和太郎(しらいしわたろう)により明治時代に建築された左右対称の疑洋風建築で、現在は第2・第4日曜日に一般開放され、地元の方がジャズを演奏したりしています。
アフタヌーンティーに相応しく、可愛らしくディスプレイした机上に並んでいるのは
塩パン発祥の店、地元パン・メゾンの各種パンや
移住して喫茶店をしている素敵なオーナーが、この日のためにご提供くださったスイーツの数々。
各人お皿に取った後は、しばし「映え」写真をパシャパシャΣ【◎】ω ̄*)
國分先生のマーマレードも複数種類並び、自分の作ったものと食べ比べも☆
昼食をとった後は、先輩移住者の方とのおしゃべりに花を咲かせたり
戦後ドレスメーカー女学院として使われていた雰囲気が今も残る建物内を散策したり。
内容モリモリの今回のツアー中、初めて(?)ゆったりした時間を過ごしていただけました。
マーマレード教室からお付き合いいただいた國分先生とはここでお別れ
先生からお見送りを受けながらいよいよツアー最終行程のお買い物へ。
まずは、市役所本庁すぐ近くにある
JAにしうわ特産センター甘柑日和(かんかんびより)に。
こちらでは、たくさんの旬の柑橘を味見しながら選べるとあって、色々食べ比べ。
清見、せとか、甘平、はるか、タロッコ(ブラッドオレンジ)・・・
JAの方に直接特徴を聞きながら、お土産を選び、八幡浜の柑橘の魅力を更に知っていただける機会となりました。
最後は、オープン以来毎年100万人の来場者を誇る道の駅みなっとへ
みなっとについてはこちらから
隣接する魚市場から新鮮な魚介類が届く「どーや市場」では、その魚の安さに見入ったり
地酒や魚肉ソーセージ(実は魚肉ソーセージは八幡浜の会社が生みの親です)、様々な加工品や新鮮野菜など、
地元特産品の数々に、ついつい皆さんもお財布のひもが緩みます。
この2日間で八幡浜の様々な魅力を体感してくださった皆さん。
たくさんのお土産と思い出と、八幡浜で生まれた新しい縁を胸に、帰路につかれました。
八幡浜には、女性が生活しやすい・活躍しやすい環境がたくさんあります。
今回の体験ツアーでご協力いただいた地元女性起業家のみなさんも、
八幡浜に来るまで、まさか自分が起業したりお店を持ったりするとは想像していなかったと言います。
都会と比べて、
自分の「好き」にチャレンジしやすく
(「好き」な店やものが少ない。じゃあ自分でやってみよう)
それが生業として成り立ちやすく
(ライバルがいない。いいものは、口コミで静かに確実に広がる)
気付けばここまで来たんだよね、と。
そうお話するお顔は、皆さんキラキラいきいきしていて、
「次は何しようか」「今度はどんなもの作ろうか」「楽しくて仕方がない」
お話を伺っているこちらまで、自然と笑顔になります。
移住した先で、こんな新しい人生が送れるって、とても素敵ですね!( ๑˃̶ ॣꇴ ॣ˂̶)♪⁺
今回のツアー参加者の皆さんには、
これから先、また何度も八幡浜にお越しいただき、ファンになっていただき、
交流先として、また、是非とも移住候補先として、
八幡浜と繋がり続けていただければいいなと思います。
ご参加いただいた皆さま、ご協力いただいた大勢の皆さま、ありがとうございました!
またお会いできる日を楽しみにしています☆
❁定住支援員・O❁
八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として活動中。
市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、あっちこっちに出没。
最近の悩みは、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出して位置がなかなか掴めない事(^_^;)