定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~大島地区編③
定住支援員のOです(^ ^)
今日は、大島地区のご紹介vol.3です☆
粟ノ小島(あわのこじま)
大島(おおしま)
三王島(さんのうじま)
地大島(じのおおしま)
貝付小島(かいつきこじま)
の5つの島で成り立つ大島。
(大島に行ったときは、持ち運びできるこれが便利!「いやしの楽園大島:のんびりマップ」(裏面)
島民の方が住んでいるのは、定期船が発着する大島のみです。今日は、その大島の中の大島を散策した模様をお伝えしてまいります!
けして、ふざけているわけではありません。
過疎高齢化が進む地域では、コンビニがないのはデフォルト。実は自販機も少ないことが多いのです。
島には、5台の自販機があるんですって。(ジュース4台、お酒もあるのが1台)
海岸沿いの道が、主に島外から来た方が通るメイン道路なのですが、今日は一本中の道、皆さんの生活道も通らせて頂きます。
昔の面影残る、生活道。
歩いていると、早速見つけたのは軒下のシュロ。
大島では、秋祭りの際に神輿と牛鬼がこの道を練り歩きます。
自宅まえに来た牛鬼からシュロをはぎ取り、
それからの1年、家を守ってもらえるように、魔除けとして軒先に飾ります。
公民館から、大島の端にある旧小学校まで到着したら、くるりと方向転換。
今度は海沿いのメイン通りを港に向かって歩いてみます。
子どもは1人しかいない島なのに、誰が遊んでるんでしょう╚(•⌂•)╝
ひょっとして、大島の皆さんはいたずら好きな方が多いんでしょうか…?
いえいえ、実はこれ、島の漁業を支える大事な石なんです!
大島でひじき漁が盛んなのは前回の記事でも触れましたが、(定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~大島地区編②)
漁の時期になると、堤防の上に板やすのこなどを敷き、ひじきを天日干しする様子があちらこちらで見られます。強い潮風で飛んでしまわないように、しっかり押さえないといけないんです。(photo by のり君@八幡浜市地域おこし協力隊)
その重しが、この石!
遊びやいたずらじゃなかったんですね⁄(⁄ ⁄•⁄-⁄•⁄ ⁄)⁄アレマ、カンチガイ
堤防の上には、色んなものが干されています。
・・・・玉ねぎっ?!(๑ʘ∆ʘ๑)ニドミ!
それほど広くない島の畑で大事に育てられた玉ねぎやジャガイモは、潮風によるミネラルを多く含むのか、とっても甘くておいしいそうです♪
魚介類がおいしいだけでは、ないんですね(^ ^)
これは、獲った魚を生かしておく網。スカリっていうんですかね。
利用中の形状は、こんな感じ。さりげなく、高級魚ハモがぎっしりです(●ʘ╻ʘ●)
大島ではハモ、アマダイ、シロコズナ、潜り漁ではウニやサザエ、ナマコ、養殖ではアジやイカなどが獲れるそうです♪
…ああ、お腹が減ってきましたぁ(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”
今日のところは、ここまで~!
大島の情報は、こちらも充実!⇒https://yawatahamaoshima.com/
追伸
島に入るとすぐ見えるこの三角のマーク。これはなんでしょ~~~うか!(答えは、一番下です)
❁定住支援員・O❁
八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。
3年の任期満了後、定住支援員として活動中。
市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、あっちこっちに出没。
最近の悩みは、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出して位置がなかなか掴めない事(^_^;)
答え:「白色三角標識板」
海底送水管や海底ケーブルがある目印で、この付近の海上ではアンカーを下ろしてはいけないんですって。
そんな本来の目的とは別に、島では、漁に出た時に島との距離を測ることに使っているそうです(^ ^)