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2018.06.04
大島地区

定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~大島地区編②

定住支援員のOです(^ ^)

今日は、大島地区のご紹介vol.2です☆

Vol.1は、大島のあまりの魅力に、船を降りて数分までの記事で終わってしまいました٩(๑´0`๑)۶
今日は少しは奥まで進みましょう(;^_^A
前回の記事は、こちらから⇒定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~大島地区編①

さて、大島地区公民館に参りました。

島内行事で餅まきが行なわれる際には、この前の広場が会場となるそうです。

島での必需品、自転車が景品だったりするので、(潮風ですぐ錆びちゃうんです)
ひとたび始まれば、恐ろしいほどの熱い真剣勝負
繰り広げられる場所ですが、今日はいたって静か(ง˘ω˘)ว

近くの軒下の燕も、のんびりしたものです。

 

公民館に入るとすぐ、島の皆さんの健康を支える診療所。

平日のみ、午前中・午後のいずれかが開いています。

ただ、重病・重症になると、ここで対応しきれないことも多々。その際には、定期船や島の方の船を使って、八幡浜市内まで搬送します。
八幡浜市では、市民病院屋上にドクターヘリのヘリポートも設置しているので、ドクターヘリの利用も可能ですが、夜間やしけ・悪天候では、船・ヘリともに難しいことも。

 

島で生きるという事は、海で隔てられた場所で生きるという事。

自然が綺麗とか、時間がゆったりしているとか、イイコトばっかりじゃない。

いざという時の不安はみんな持っているよ、という島の方の言葉がとても印象的でした。

不便な場所だからこそ、島の人たちはお互いに助けあい、寄り添い合い、まるで一つの家族のような関係になるんでしょう。

 

いいことも悪いことも含め、「海」ありき。

 

島内行事は、年間通じてすべて大潮を避けて行い、収入を得る恵みも、海から。

現在島の安定した収入源となっているひじき漁の真っ最中には、堤防の上で天日干しされる「ひじきの道」が延々と続くそうです。(photo by のり君@八幡浜市地域おこし協力隊)

 

運動会で高齢の皆さんが楽しむゲームも、模型を使った魚釣り╰(*´︶`*)╯

(photo by のり君@八幡浜市地域おこし協力隊)

 

強い北西風や潮流の関係で、遠くから大島に流れ着く膨大な漂流物も、自分たちの海を守るために、年に一回の大規模な海浜清掃活動が欠かせません。(photo by のり君@八幡浜市地域おこし協力隊)

 

市内であれば、行政や業者にお願いできるゴミ回収も、下水道の汲み取りも、海で隔てられているため、島民自ら行ないます。

生活のすべてに海があり、島の皆さんはそれを恐れ、敬い、愛し、とても大事にしています。

この日は、とてもいいお話を伺えました。

※今回の記事中、いくつかの写真は、大島地区地域おこし協力隊から提供していただきました。ありがとうございます!

 

大島の情報は、こちらが充実!⇒https://yawatahamaoshima.com/

 

❁定住支援員・O❁

八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。
3年の任期満了後、定住支援員として活動中。
市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、あっちこっちに出没。
最近の悩みは、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出して位置がなかなか掴めない事(^_^;)