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2021.04.05
喜須来地区

定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~桜編:喜須来地区②

こんにちは!定住支援員のOです♪

季節限定「桜めぐりの旅」も第6弾!
これまでの投稿は、こちらからどうぞ⇒ 第1弾第2弾第3弾第4弾第5弾

今日ご紹介するのは、喜木川沿いの桜並木。県道197号線と高規格道路が交差する山崎橋あたりからの眺めが、道行く人の目を楽しませています。

川沿いの両端にずっと桜が続くポイントです。

前回ご紹介した神越コミュニティ公園からは徒歩約5分。今回私は保内庁舎に車を止めて、川に沿って桜を眺めながら北上し、山崎橋で折り返すコースを歩いてみました。

訪問日は3月26日。神越コミュニティ公園の翌日に行ってみましたが、ワタクシの腹時計ならぬ「まなこ時計」では、若干こちらのほうが桜の咲き具合は遅めに見えます。すぐ近くでも、結構咲き具合が違うものなんですね(。 ・д・)-д-)フムフム

山崎橋の500mほど下流では、たくさんの鯉が春の光を浴びて気持ちよさそうに泳いでいます。(フナもいるのかな?)

毎年ここの桜は見事に咲くので、散策に来る人が多いところ。この日もカメラを抱えた女の子や、ちょっと遠くから散策に来た様子のご夫婦に会いました。
目礼をしながらすれ違い、思い思いのポイントで桜を眺めています。

 

橋を目指して桜の下を歩いていきましょう。てくてくテクテク………”8-(o・_・)o
歩いていて気づいたのですが、ここのポイントの桜にはヤドリギがたくさんついています。

《まるまるっと可愛らしいフォルム》

ヤドリギは、根を寄生先の樹皮内に食い込ませ、光合成は自分で行いつつ、宿主の水分やミネラルなどを奪って生きる半寄生植物。

一年中変わらず緑色が美しいので、ヨーロッパでは古くから永遠の象徴として親しまれてきたそうです。クリスマスツリーにヤドリギを飾ったり、「ヤドリギの下に立っている女の子にはキスをしてもいい」などの言い伝えもあるなど、魔除けや招福の意味でもなじみのある物なんだそう。日本でも、今はリースなどで人気の植物のようですね。

寄生できる確率はとても低く、寄生できても写真位の30㎝大になるには、20~30年かかるんだとか。

とてもかわいらしいヤドリギですが、寄生された宿主は本来自分だけで使える水分やミネラルをとられてしまうので、あまり多くのヤドリギが寄生すると木が弱ってしまいます。撤去しようとしても、ヤドリギは寄生根を侵入させて宿主とがっちり一体化していくので、宿主の枝ごと切り取る必要があるんだそうです。

しかしながら、桜切るバカ、梅切らぬバカという言葉にもある通り、桜は剪定が難しい植物。桜は特に腐朽菌への抵抗力が非常に弱く、心材(幹中心の茶色の部分)が露出した瞬間に感染してしまうんだそうです。感染して菌の侵攻を許してしまうと、木が腐ってしまう。だから、剪定は心材が露出しない程度の細い幹のうちに行う必要があるんだそうですよ。

ヤドリギも丸くて瑞々しい緑で可愛らしいのですが、ヤドリギが増えすぎた桜は、他に比べてやはり花の咲き方が弱いように見えますね。

・・・共存共栄って難しいなぁ・・(。´・_・`)ゞ
普段使わない頭を使いながら散策を続けます。

 

ちなみに、喜木川沿いにはこの日歩いてみたポイント(山崎橋から下流)以外にも桜が多く、橋から数百メートル上流に移動すればまた別の桜並木が始まるシチュエーション。

あっちの桜も見てみよ~~( *¯ ꒳¯*)∵.・∵. ・∵.゛(ノ。・ω・)ノ テクテク

と桜を追いかけていると、
あ、もうちょい行ってみよ。
お、ここまで来たからあそこも写真撮ろ★とか、
期せずしてエンドレス散歩が開始されていきます。

《山崎橋より1キロほど上流の桜並木》

 

運動することに対してすっかり腰が重くなったワタクシのようなタイプには、ここは自動的に(?)カロリー消費が進むワンダースポットなのでございます!!٩( ΄◞ิ౪◟ิ‵ )۶΄◞ิ౪◟ิ‵٩( ΄◞ิ౪◟ิ‵ )۶

点々と置かれた餌につられて誘導地に導かれるワンちゃんのように、思いがけず長距離を歩けること間違いなし。

 

い~~い散歩道ですね(´▽`)/
まさに「美景★自動脂肪溶解スポット」
(←言い方)

 

時間さえあれば、ず~~~~っと歩いていたいと思ったOなのでした。♡(*´∀`*)人(*´∀`*)♡
※帰りの距離も考えましょう。

 

さて、今年の八幡浜の桜は、そろそろ終わり。
駆け足でお届けしてきた桜スポットのご紹介は、いったん今回で終了です。

もちろん、八幡浜にはまだまだ有名無名の桜スポットがあるので、続きはまた来年ご紹介したいと思いま~す٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
乞うご期待でございます!

 

❁定住支援員・O❁

八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として市内全域を対象に活動中。市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、あっちこっちに出没。
市内を回り始めてだいぶ経つが、油断すると八幡浜の地図が頭から抜け落ちる症状は加速しており、違う道を曲がってしまって、そこで新たな八幡浜の素敵ポイントを発見するというミラクルに日々支えられている。(;´∀`)