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2019.02.14
ブログ

定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~日土東地区編③

こんにちは!定住支援員のOです☆

前回vol.2で日土東の公民館などの全体行事をお伝えして参りましたが、
日土東の取り組みは、まだまだまだまだ続きます。
そう、ENDLESS&ENDLESS!▂▅▇█▓▒░(‘ω’)░▒▓█▇▅▂

今日は、地域の方たちが個人や団体、様々な規模で行っている取り組みについて。
駆け足になっちゃいますが、今日も一気に参ります!!

 

日土東地区で地元の方が行っている活動の特徴は、花を活かした取り組みが多いこと。

まず春には芝ざくら

瀬田(せた)集落の中でも、標高550mほどに位置した防泰野(ぼうたいのう)という集落。ここに住むおばあさんが、わずか数株の芝ざくらを20年以上かけて少しずつ少しずつ増やしていって、今では庭一面に咲き誇っています。  

ほかにも手をかけて育てられた春の花が咲き乱れ、さながら天国の庭園の様相。

《柔らかい色が辺り一面をほわりと包みます》

地元の方の発案により毎年開催されていた芝ざくら祭りは、交通事情が不便な山の中で開かれているにもかかわらず、大人気イベントでした。

ただ、夏場の水やり草引きなどの作業は、時々お手伝いが入るそうですが、ほとんどご近所のおばあさんと二人で行っており、やはりとても大変。おばあちゃんが高齢となった2018年、残念ながらお祭りは開かれていません。

 

そんな芝ざくらと同時期に開催されているのが、おひな様街道

廃校となった旧日土東小学校では校舎内部におひな様が飾られ、

お隣の筵田(むしろだ)という集落では、街道沿いの集落の家々の軒先や倉庫、神社の階段などに、風景に溶け込む形で生き生きとしたお人形が飾られています。

《集落の方が協力して飾り付ける、神社階段》

《つくしとの共演》

《各軒先の飾りつけは、その家の方の個性が出ます》

《釣りをする翁》

イベント準備も集落の方が一丸となって取り組み、開催日には地域の野菜やジャム、うどんなどが販売され、里山でのあったかイベントとして遠方からも人が訪れています。 

 

この筵田集落では、集落のお花先生が一本一本挿し木して育て上げたアジサイを、主に地区の方に向けて格安で販売するアジサイ祭りが行われることも。

 

筵田のお隣、野地(のじ)集落では、花菖蒲と皇帝ダリア。

花菖蒲は、こちら 

花菖蒲は、夏の暑い盛りに株分けをしないと、きれいに咲きません。
炎天下の中、株を掘り起こし、分け、また新たに植え替える作業を経て、これだけ綺麗な花菖蒲が咲きます。 

 

皇帝ダリアは、11月末頃に見頃を迎える花。

背丈が高く、台風で倒れたら一本一本手で起こす必要があります。

《一面に咲き誇る皇帝ダリア》

花が咲く直前に霜にやられることもあり、日々の世話にはとても手間がかかります。これらを、集落の方が丁寧に行っています。

 

もう一つ、先程も出た瀬田集落には、個人の畑でダリア(皇帝ダリアではなく、一般的に切り花としてよく花屋で見かけるダリアです)を育てている方がいます。

100㎡くらい?の中に様々な品種のダリアが咲き乱れ、

こちらの大輪に目を奪われたかと思えば、お隣の可憐な一輪に惹きつけられ、ダリアの美しさを満喫することができます。

こちらのダリアは、vol.2でもご紹介した敬老会で、会場を可憐に彩る花としてご提供いただいています。

《全て日土東の花で彩られる生け花》

 

それぞれ、特徴を活かしたイベントなどが開催されているので(開催日は毎年異なります)、ご興味のある方は是非チェックして訪れてみてはいかがでしょうか(^ ^)

その他にも、イベントやお祭りではないですが、県道大洲保内線沿いの花壇(久保田フラワーランド)では、地元の老壮会と小学生が植えた季節の花々が年間通じて咲き誇っています。

 

日土東は、各ご家庭で花をそだてていることも多く、日常的に花に満ちた地区という印象。  

昔は、花屋で切り花を買う生活でしたが、日土東ではそこかしこに美しい花があふれているので、それをみているだけで楽しいです☆

 

さて、花関連以外にも色んな取り組みがあるのが日土東。

日土東では、行事の際よくドラム缶でバーベキューを行いますが、

《日土東のBBQは、地区の養豚業者さんが育てた豚肉で!おいちゃんたちはガソリン入ってみんなご機嫌☆》

それに使う炭も青藪木炭クラブ(あおやぶもくたんくらぶ)さんが野地集落内の炭窯で焼いています。

《今より数年前に撮った炭窯内部の様子。ブレブレ(;^ω^)》

炭クラブでは毎月一回、この窯いっぱいの材料を焼きあげて、炭にしています。

窯の内部や窯出し作業中は細かい炭の粒子が舞うので、マスクや手袋、汚れてもいい作業着は必須。
マスクをしてても鼻の穴は真っ黒になります。
「け~~~~っ、ぺっ」としたら、炭交じりの痰が出ます。

そんなワイルドな炭焼きですが、時には花炭を作ったりと、おじさま方のかわいい一面が見えるのもまた楽し。

《中に炭を入れ俵型に編んだオブジェや松ぼっくり、栗の花炭(観賞用)》

 

日土東には、モノづくりが得意な方が多いので、陶芸、おしゃれな木工細工、編み物、ビーズ細工、こんにゃく、黒糖饅頭、手作りそりなどなど、いろ~~んなものが手作りされています。

それらの日土東のいいものが集まるのが、
廃校となった日土東小学校の校庭を利用して開催される「校庭マルシェ」

地域内外から出店者にご参加いただき、地域の方も市内の方も遊びに来てくれるマルシェです。   
こちらは、協力隊任期中に日土東の若手住民の方と一緒に、日土東を楽しく元気に!という思いで始めた取り組み。
回を積み重ね、少しずつ認知度も上がってきています!

残念ながら、2018年の西日本豪雨により会場となる校庭が陥没し、2019年2月の段階では開催のめどが立っていません。が、マルシェ以外でも色んなやり方で、日土東の良さを伝えていけたらいいなぁと思います(๑•̀ㅂ•́)و✧

 

さてさて、おなかいっぱいですか?
ごめんなさい、まだまだ続きますよ~~~! フオオオ(((卍(^ω^)卍)))フオオオ
ENDLESS&ENDLESSだって言ったじゃないですか!!

 

最近の物だけでなく、伝統に関する取り組みと言えば、
福岡(ふくおか)という集落で8月初旬、「西国さん(さいごくさん)」が開かれます。 

福岡集落の山の中に設けられた石像を巡拝し、健康や家内安全を祈念していく行事。

八十八ケ所巡りのようなものと考えていただくと、イメージしやすいでしょうか。

《霊場は、33か所です》

この日は朝からしめ縄を作り、参道の入り口の大木に飾り付け、

その後巡礼していきます。

道中、子供相撲をしていた広場があったり、滝があったり、

昔子供が遊んでいたという(!)20mほどの崖を伝い降りる鎖があったり(今は、迂回路を通ります。鎖の強度は保証できません)日土東の歴史が垣間見えます。

 

復活した伝統行事もあります。

こちらは、平成29年に筵田地区で復活した行事、どんと焼き

ある日の筵田集落の方との会話で、
ワタクシ「昔やりよったって聞いたんですけど、どんと焼きって何ですか~~?」
おいちゃん「なんぞお、どんと焼き知らんのかな。ほな、やったろ」
こんな感じであれよあれよと復活しました(◎_◎;)

最初の年は、神主役まで地域のおじいちゃんがしたり、

「やってみるか」(ૢ˃ꌂ˂⁎)
「おう、やってみたろ」ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧
というこの精神が日土東の面白さ。
そして、思い立ったことを実行できる地力の強さが日土東の強さ。

今では、地区全域の正月飾りを受け付けるどんと焼きになっています。

 

ふう、ふう。_:(‘Θ’ 」 ∠):_プルプルプル

魅力をお伝えしたくて、したくて、延々しゃべってしまいました(;´∀`)
ぜ~んぶ、特別な誰かだけではなく、そこに住まう地域の方が、力を出し合って頑張っている素敵な取り組みばかり!!

私自身、「地域の元気は、そこに住まう人の元気」だと思っているのですが、
その意味からいえば日土東の元気さは折り紙付き☆

とにかく、一度日土東に来てみていただきたい!!₍₍ ( ๑॔˃̶◡ ˂̶๑॓)◞♡

もうとっくにばれてると思いますけど、
これ以上日土東びいきなのがわかってしまう前に今日のところはこの辺で☆

 

❁定住支援員・O❁

八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として活動中。
市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、あっちこっちに出没。
最近の悩みは、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出して位置がなかなか掴めない事(^_^;)