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2019.02.12
日土東地区

定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~日土東地区編②

こんにちは!定住支援員のOです!日土東地区のご紹介、vol.2☆

今日は、日土東地区の行事について。
・・・・・・実はこのご紹介、ハードミッションなのです。

なぜなら、日土東の行事や取り組みが多すぎるから!!!(ง°̀ロ°́)ง終わるのか!今日の投稿!
(※あくまでも、「私が知っているもの」です。ほかの地区も、まだ私が知らないだけでご紹介できていない行事があるはず!)

とりあえず、まず公民館行事や代表的なお祭り等について。

4月 お花見(各集落単位で開催)
6月 球技大会
7月 ミニ夜市
8月 盆踊り
9月 敬老会
10月 東祭り、秋祭り
11月 わらすぼ作り

 

それぞれ地域おこし協力隊時代に写真も撮れているので、簡単にご紹介していきましょう☆

まず、お花見🌸
例年、4月の第一週に開催されることが多いです。

日土東では冬の寒さが緩みだすと、谷向こうの山の斜面や道路脇など、何気ない場所で順次梅や桃、桜が咲き乱れます。

《日土東:福岡にある山桜の巨木》

《蝋梅(ろうばい)華やかに香ります》

 

大勢が集まるため、お花見会場は集会所の中。窓の外に見える桜を見ながら(いや、ほとんどの人は見てないか?)杯を重ねます。

あ、早速ですが花見会場の様子を撮った写真は、ありません(;^ω^)
なぜなら、毎年ワタクシ皆さんとおいしく飲んだくれているからデス!(ノ≧ڡ≦)(○´▽`○)人(◎´▽`◎)人(●´▽`●)

 

気を取り直してまいりましょう。6月、球技大会。

ここ数年は、カローリングとシャッフルゴルフ。ご高齢の方も参加できるよう、あまり負荷がかからない種目が選ばれています。日土東の行事は、おじいちゃんおばあちゃんや子供たち、お母さんお父さん世代まで、みんなが一緒に楽しみます。

「あれ、あの子どこの子かいな」
「あー、〇〇さん家の〇〇ちゃんよ」
「ええー、もうはやあんな大きなったんかいな」

そんな声があちこちで聞かれながら、和やかに競技が行われます。

シャッフルゴルフに至っては、日頃のサロンで鍛えたおじいちゃんと小学校低学年の子が対決することもありますが、必要以上に手を抜いたりしないのが日土東流。子供への配慮は優しく行き届かせながら、ちゃんと「簡単には勝てない大人の背中」も見せています。

《カローリングの的》

 

7月、ミニ夜市。

地区の方が出店する金魚すくいや射的、食べ物が並びます。

協力隊の時には、九州国際大学の学生さんと大勢の地元の方のご協力のもと、お化け屋敷をしたりもしました。

《実は意外と怖い仕上がり》

《出入り口で様子をうかがう子供たち》

 

ノリノリでお化け役をしてくれる中学生の女の子がいたり、会場の暑さを緩和するために臨時でエアコンを設置してくださったり。日土東の方々は、年配の方から若い世代まで、自分たちの地域を元気に楽しもうという方が多い気がします。٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ 

 

8月、盆踊り

代表的な炭坑節だけでなく、「口説き」に合わせてシデ踊りや三ツ拍子を舞います。

※口説き…太鼓に合わせて独特の節回しで歌い上げる。八幡浜市内、地区ごとで歌詞も踊りも異なる。

地区の伝統を継承しようと、口説き伝承会の皆さんが定期的に練習を重ね、一年に一度の舞台に臨んでいます。

シデ踊りは、シデと呼ばれる道具を使って舞います。

《これが、シデ。細い竹の先端に、細かく裂いた和紙がついています》

指の間に軽く挟んでくるくると回しながら踊るのですが、いまだにワタクシ、これがうまくなりませんヾ(。>﹏<。)ノ゙

三ツ拍子は、道具なし。
ぶーんぶん♪と腕を振り、その反動を活かすように片足で方向転換したりするので、なかなか難しい。

最初四苦八苦しておりましたが、
「これは(足運びとかが)酔っ払いの踊りなのよ~~」と言われた瞬間、マスターしたワタクシ(๑•̀д•́๑)キリッ 。
酔いどれなら、お任せくださいウフ

 

9月、敬老会

その名の通り、地区の敬老者の方への感謝を表し、その長寿をお祝いする行事。
八幡浜市内、各地区で行われており、それぞれで趣向を凝らした出し物が行われます。

 

10月、ひがし祭り

文化祭的な要素を持つ公民館祭りです。シャッフルゴルフをしたり、バザーがあったり、地区の方が作った手芸品や子供たちの絵画の展示も行われています。

また、その年ごとに趣向を凝らした出し物が行われることも。

《数年前は、笑点》

2018年には、ひがし祭りに変えて、しばらく行われていなかった運動会が開催されました。

 

11月、わらすぼ作り

わらすぼとは、お亥の子に使う道具。日土東では、石の代わりに、藁で編んだわらすぼで個々が地面を叩きます。その昔は、Wikipediaで説明されている通り、日土東でも石で軒先の道路を叩いていましたが、アスファルトになり、道路が傷んじゃうので変わったとか。
お亥の子?詳しくは⇒Wikipedia

使うわらすぼは、地域のおじいちゃんたちに教えてもらいながら、小学生が自分で編みます。

しっかり編んでも、家々を回った後はぼろぼろになるので、毎年この時期にその年のお亥の子で使うわらすぼを作ります。

日土東の子供たちはおじいちゃんたちの話をしっかり聞きながら取り組むので、高学年になると、自分でスイスイ編めるようになる子もいます。

 

真っ暗で、映像としては下の下の下ですが、雰囲気が少し伝わる映像はこちら。ストレス発散にもよさそうです(笑)

八幡浜市地域おこし協力隊さんの投稿 2016年11月13日日曜日

 

ふぅ、代表的な公民館行事をあげただけでも息が上がってきましたよ(;^_^A

一言で公民館行事と言っても、その内容は様々。
八幡浜各地の公民館で地区の特徴を活かした行事がなされています。
正直、八幡浜に来るまで「公民館」自体が何してるところかよくわかっていなかったくらいなのですが、人が集い、交流し、同じ地区に住まう者同士でのまとまりを生み出す場所として、とても重要な役割を果たしているところです。

移住先では、地域や人のことを知るうえでも、こういった公民館行事に積極的に参加してみると、いいかもしれませんね。

今日のところは、この辺で。
次回もまだまだ、地区で行われている行事のご紹介が続きます。。。。

 

❁定住支援員・O❁

八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として活動中。
市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、あっちこっちに出没。
最近の悩みは、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出して位置がなかなか掴めない事(^_^;)