おだやかに暮らせるコンパクトなまち。八幡浜市 移住・定住支援ポータルサイト

  1. トップページ
  2. お知らせ
  3. 定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~日土東地区編①
2019.02.07
ブログ

定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~日土東地区編①

こんにちは!定住支援員のOです!
八幡浜市内17地区のご紹介を続けてまいりましたが、今日からはついに最後の地区。

日土東(ひづちひがし)地区のご紹介です。

日土東は、ここ⇊

人口386人、高齢化率42.2%(2018年1月末現在)の地区です。

市内中心部から、地区中心地の日土東公民館までは車で約20分

お隣の日土地区から主要地方道長浜保内線を抜け、大洲市との境に位置する出石山(いずしやま)山頂に向けて広がる地区で、標高約150ⅿから約550ⅿの間の山間部に集落が点在します。

市内に近いほうから
樫ノ木(かしのき)
久保田(くぼた)
福岡(ふくおか)
尾の花(おのはな)
筵田(むしろだ)
野地(のじ)
瀬田(せた)
と、
7つの集落で成り立っています。

 

市内の他地区においては、地区内に山間部を抱えるものの、中心部においてはそれほど標高が高いイメージではありません。
例えば市南東部の双岩地区は、標高130ⅿほどの位置に公民館を構えていますが、そこに至るまでは片側一車線が確保された主要地方道八幡浜宇和線をぴゅーんと移動しながら緩やかに上がるので、あまり山間部という印象がないんです。

《双岩地区中心部》

 

(・ิω・ิ)コホン
日土東は、地区に入るまでに「山に上っている」という感覚を存分に味わえます。

先に述べた長浜保内線を通って地区に入るわけですが、道中は離合幅がない部分も所々あり、くねくね山に入り込むイメージ。
谷筋に沿って上るので、道路脇がすぐ数十mおちこむ急傾斜になっているところも多々あります。

《30ⅿほど?眼下に流れる喜木川。そしてここにも柑橘畑が》

 

初めてこの道を通った時(2015年に日土東地区地域おこし協力隊として移住)、
アタクシ事故を起こさず無事にたどり着けるかしら(;^ω^)と緊張していたのを思い出します。

 

地区内の保育所は休所となっており、お隣日土地区にある日土保育所まで家族の車で通っています。(約6分。日土東公民館を起点)

《日土東地区の公民館、体育館、保育所が入った複合施設。保育所は、休所》

小学校は平成26年に廃校。子供たちは、現役の木造校舎でありながら国の重要文化財である、お隣日土地区の日土小学校までスクールバス等で通っています。(約7~8分)

《日土小学校》

中学校は、保内・川之石地区にある保内中学校まで、約15分かけてスクールバス等で通っています。

 

地区内にはお勤めされている方も多いですが、農家さんが多い地域

《日土東の園地》

《日土東の農園。え?これ、いつもの私の写真の腕じゃないですって?ギク地元の方にご提供いただきました(;^ω^)》

 

 

《杉垣の間、一面に見えるのはキウイ。(見えやすいように、少し色合いを加工しています)》

キウイ、ブルーベリーなども栽培されていますが、やはり柑橘が主です(温州ミカンだけでなく、晩柑まで)。柑橘栽培には標高も影響する(霜・凍結)ので、地区内だけでなく、主に保内を中心とした別の地区の園地まで通う方もいます。

《川之石あたりの晩柑園地。ひとつひとつの実に着けられているのは、鳥の被害を防ぐためのサンテ。》

また、養豚業を営む方もいらっしゃいます。

 

地区内にはJAのスーパーがひとつと、

《JA》

《JAさん店内商品》

生鮮食品は扱っていないお菓子や飲料水を置いた小さな個人商店がひとつ。
その他にも、移動販売車が来たり、宅配を利用している方も多いです。

自動販売機は地区全域で3台(たばこの自動販売機を含む。)
その他飲食店やサービス業など、お店はありません。
病院もないので、市内まで行きます。

公共交通機関(JRや路線バス)はなく、
ご自分で運転できないご高齢の方は、タクシーを使ったり、
日土地区編でご紹介した「公共交通空白地有償運送事業・にこにこ日土」を利用して移動します。にこにこ日土についてはこちらから

 

つまり、この地区に住まうには、自家用車は必須です。
狭い個所もある日土東の道路事情としては、運転にあまり慣れていない方は、小さな車の方がいいことも確か。
もっと言えば…四駆がいいんですって(4WD)。

 

なぜなら、日土東の冬は、八幡浜の中でも別世界ナノデス!(੭ ˃̣̣̥ ω˂̣̣̥)੭ु⁾⁾

《なんだ?この白?・・・・・エラー写真ではないですよ。そうです、❄❅⛄です》

みなさん四国・愛媛には温暖な印象があるでしょうが、実は八幡浜自体、中国大陸や朝鮮半島から南下して関門海峡を抜けたマイナス30~40度の寒気が通るので、意外と雪が降ります。年によっては、数回積雪することもあります。

中でも、地区の頂にある出石山に寒気がぶつかり、多くの雪が積もる日土東では、寒さも厳しく、雪もなかなか溶けません。

《2018年、日土東の大雪の様子》

水道管の凍結予防(水を少し流したままにするor元栓を閉めて水を抜いておく)が必要なことも結構あります。

《2018年、日土東の大雪の様子。ああ、見てるだけで凍えるヾ(。>﹏<。)ノ゙》

市内中心部で積雪が溶けどこにも気配がなくなった頃に、日土東(特に尾の花を超えて筵田、野地、瀬田)ではまだ路面が凍結し、数十センチの雪が残っていることが多々。

道路の雪かきも、もちろんします。

《2018年、日土東の大雪の様子》

そういう気候柄、明治時代には地区内に複数の氷室があったということです。
※氷室:夏の間、氷を貯蔵する施設

だからスタッドレスは必須だし、もし可能なら四駆の方がいいですよということなのです。

 

この生活、不便だと思いますか?
それまで、徒歩10分圏内にコンビニやスーパー、美容院やパン屋、学校や大型商業施設、最寄り駅などが集まった場所に住んでいたので、確かに私自身、最初はどうなることかと思いました。

ですが、私は図太いせいか、意外と不都合感じることなくすぐ慣れちゃったんですよね( ᵌ ㅊ ᵌ ) 。

買い物は市内に出たときにまとめて済ませればいいし、
おかげさまで今のところ持病もなく、体調を崩すこともあまりないので、病院にもご縁がない。

私に関してはむしろ、仕事帰りにふらふらとコンビニやショップに寄って、それほど必要でないものに小銭や大銭を落とさなくて済むようになったし、バイクの爆音やサイレン、喧騒が聞こえない環境や、周り人の顔が見える生活が送れることは、それだけでプライスレスの輝きを放っています。

もちろん、子供さんの毎日の送迎があるとか、持病の通院だとか、それぞれの事情によっては、不便な場所であることは事実です。

だからこそ、ご自分の事情に合わせて、移住する先の生活環境をきちんと知っておくことがとても重要。
このブログが、少しでもそういった情報をお伝えできるものになっていればいいなと思います。

 

【最後に】

え~~~(> <)、車の運転自信ないから日土東住めないのかなぁというあなた。
大丈夫です!!(๑•̀ㅂ•́)و✧

①離合について(狭い道での車のすれ違い)
よっぽどでない限り、バックに自信なさそうな相手の場合は、地元の方が下がってくれることが多いです。
※ただし、向こうがご高齢のおばあちゃまだったり、どう見ても離合ポイントまでこちらの方が近い場合は、頑張って下がりましょう。そして、譲ってもらった場合はきちんとお礼のアクションを!

②朝の通勤時は、農繁期でない限り、トラックは路肩に寄って急いでいる車を先に行かせてくれたりもします。
※そうでないことも、あります。

路肩に脱輪して立ち往生してしまった!!!Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
なんて恐ろしいことが万が一起こった時は、通りがかりの皆さんが総出で助けてくれます。
狭い道なら、道が通れなくなっちゃいますからね。一大事!

・・・・・すべて私の体験談です。ええ、③もです。。。。。モウシワケナシアリガタシ。゜゜(´□`。)°゜。
どうですか、こんな子がやっていけてたなら、なんか大丈夫な気がしてくるでしょ(^ ^)

 

❁定住支援員・O❁

八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として活動中。
市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、あっちこっちに出没。
最近の悩みは、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出して位置がなかなか掴めない事(^_^;)