定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~磯津地区編①
こんにちは!定住支援員のOです!
今日からは、磯津(いそつ)地区のご紹介です(^ ^)
人口530人。高齢化率61.9%(2018年1月末現在)。市の中でも、2番目に高齢化が進んでいる地域です。
愛媛の西南部、日本一長い半島佐田岬半島の付け根に位置する八幡浜は、瀬戸内海と宇和海、二つの海を持ちます。
磯津地区は、八幡浜で唯一、瀬戸内海に面した地域。
市内に近いほうから、広早(ひろはや)喜木津(ききつ)磯崎(いさき)の3つの集落から成り立ち、それぞれの地域で自治公民館があります。
八幡浜の市街中心部から県庁所在地の松山まで抜ける国道378号線が地区を通り、実はとてもアクセスのいい地域。
松山中心部まで車で約1時間半、日常の買い物圏の旧保内町中心部までは車で約10分です。
地区に小さな個人商店はありますがスーパーはなく、病院も地区内にはないため、ご自身で運転できない方のために平日毎朝診療バスが出ています。
公共交通機関はバスがありますが、お隣の大洲市長浜行のみ。
小学校も閉校になっているため、地区の子供たちはスクールバスでお隣の地区にある宮内小学校や保内中学校に通っています。
生活するうえで、自家用車は必須の地域といえます
地区にお住まいの方はお勤めと農業の方が多く、港にはたくさんの船が停泊していますが、専業で漁業をされている方は少ないそうです。
磯崎のほうで底引き漁やアジの一本釣り
喜木津の方でウニなどの潜り漁が行われています。
都会ではお車の運転に慣れてない方も多いかと思いますが、磯津は、初心者の方にも比較的運転がしやすい印象です。
もちろん住宅地に入ると狭い路地も多いですが、そこまでの道は広く、国道を外れれば交通量もそれほどないので、ゆっくり運転できます。
国道からわずか数分で、磯津独特の穏やかで静かな空気が。 (撮影時期:7月末)
広早以外の喜木津、磯崎は、海を眺めつつそのすぐ背に山を抱き、かつ住宅地の多くは国道から一段下がったところに広がっているという立地。
加えて、磯崎・喜木津・広早の集落は、それぞれ独立している位置関係にあります。(写真は、磯崎集落遠景)
背面の山は、今は柑橘畑が少なくなり、人の手の入っていない木々が広がる場所が多く見られます。
そのせいもあるでしょうか、なんだかここだけ「ぽこっ」と独立して別の時間が流れているような、小さな別の世界の入り口のようにも思えます(*’∀’人)
聞こえるのは、水田の間をそよぐ風と用水路のせせらぎ、ふと路地で出会った猫の鳴き声くらい。
日差しを遮るような高い建物はないので、木々や稲、水路に潜む生き物たちと同等に太陽を浴びながら歩きます。この日の日差しはとても厳しいものでしたが、それでもビルの谷間で感じるような無遠慮に突き刺し不快感だけ募らせるようなものではありません。
ますます別世界につながりそうな気がしてきます。
おお。。。(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」
今までは各地域を周っている時、物理的に迷子になることが多かったんですが、今日は精神的にどこか別世界に迷い込んでしまうかも。。。
キットコノ小道ヲ抜ケタラ喋ル猫ガイテ、「海沿イニアル鳥居ヲクグッテ、無クシタ思イ出ヲ探シニ行コウ」トカ言ワレチャッテ、冒険ノ日々ガ・・・・・⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾ ニョホーッ
・・・頭が時々ファンタジーに染まる私には、イメージが広がり過ぎてとても危険です、磯津(笑)ヾ(;´▽`A“
これ以上どっかに飛んで行ってしまう前に、今日のところはこの辺で。
追伸:妄想が暴走しそうになる私を、神社脇の注意書きがそっと見守ってくれていました。アリガタシ♪(o ̄∇ ̄)/
❁定住支援員・O❁
八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として活動中。
市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、あっちこっちに出没。
最近の悩みは、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出して位置がなかなか掴めない事(^_^;)