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2018.11.19
暮らし

定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~方言編(序ノ口級)

こんにちは!定住支援員のOです!(^ ^)

 

違う土地に住むと、言葉の違いに驚くこともしばしば。( ・ὢ・ )

私は同じ愛媛県内からの移住なので、八幡浜で言葉の壁にぶつかることは少なかったのですが、
それでもびっくりしたことはいくつもあります。

今日は、そんな「八幡浜で使われている方言」をご紹介してみたいと思います。
訳は、私の体感によるものです。
若干違うニュアンスがあるかもしれませんが、
こんな感じかぁ位で、ゆるりとご覧いただけると幸いです。m(_ _)m

 

まずは序の口級、ウォーミングアップ。

①「~やけん」→「~だから」

使用例
*「明日は学校休みやけん、お弁当作らんでええわい」(子から親に)
→「明日は学校が休みだから、お弁当作らなくていいわ」

「~けん」の語尾は、愛媛県の広い範囲で使われてます。

 

②同じ意味で、文章の最初につける「ほやけん」もあります。

使用例
*「ほやけん、言うたろ」
→「だから、言ったでしょう」

 

③「ようけ」「ぎょうさん」→「たくさん」

使用例
*「そんなようけこともろて」
→「そんなにたくさん貰って」

この辺は関西圏のお笑い芸人の方もよく使っているので、馴染みがある方もいらっしゃるかもしれませんね。
「ようけこと」の「こと」がつくのは、聞きなれない方言かもしれません。

 

あと、八幡浜の特徴は疑問形の語尾に「が」がつくこと。

使用例
*「何しよるが?」→「何しているの?」
*「〇〇なが?」→「〇〇なの?」

語尾でこれを使うと、途端に八幡浜人になった気がしてくるくらいの魔法ワードです!⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾

語尾が「~がよ」になると、報告的な意味になります。
*「草引きよるがよ
→「草を抜いているんだよ

この辺は、お話している方の表情やアクセントのニュアンスでわかりやすい方言でした(ง ´͈౪`͈)ว 

 

これらは、私も一番最初にうつった方言です。
ただ私の場合、色んな人の影響を受けやすいのか、
愛媛県以外の様々な方言も混ざって発声することも多々。

上の「何しよるが?」だけでも
「なんしよぅが」「なんしちょるが」「なんしちょうが」「なんしゆうが」
など、五段活用どころではないアレンジ(;^_^A

自分でも、何が混ざってこうなっているのか、
そして何が八幡浜弁として正解なのかわからなくなって
笑われることもしばしば。。。(⌍་д་⌌)

 

そんな私の間違いも、「おかしいなぁ~( ᵅั ᴈ ᵅัププッ)」と感じてるはずなのに
別にええやんと温かく見守ってくれる、八幡浜の皆さんなのでした。

 

ふぅ、ようけ方言つこて文章に変換するん疲れたけん、今日はここまで☆

 

【補足】

ご紹介した方言は、17ある八幡浜の地区全部で使われているわけではありません。
ある地区ではよく使うけど、別の地区では聞いたことがないというものもあるようです。
コンパクトシティでありながら、それぞれの地区の風土が残っている八幡浜の特徴が
ここにも表れている気がします。

❁定住支援員・O❁

八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。
3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として活動中。
市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、
移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、
あっちこっちに出没。
最近の悩みは、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出して位置がなかなか掴めない事(^_^;)