定住支援員の「やわたはま・あれこれ~」川上地区編①
こんにちは!定住支援員のOです!
今日からは、川上(かわかみ)地区のご紹介☆
人口948人、高齢化率45.4%。(平成30年1月末現在)
お隣の真穴、そして白浜地区の向灘と並んで、みかん産地八幡浜の中でも、
特に全国のプライスリーダーとなる高品質のみかんを生み出し続けている地区です。
ブランドへの自信の表れか、清々しいまでに潔い「カ」のみのマーク!
川上地区を始め、真穴、向灘などの大部分を占める
海に面した山の斜面は、「3つの太陽」が降り注ぐ恵まれた園地。
空からの太陽
海面から反射して照らす太陽
段々畑の石垣に反射する太陽
この3つの太陽により、甘みの中に爽やかな酸味が瑞々しく広がる、おいし~~いみかんが育ちます。
山頂まですき間なく段々畑が広がり、丁寧に手が入れられているのが遠目からでもわかります。
園地に上がる道は比較的広く、園内道がきれいに整備されている印象。
ミカン収穫のハイシーズンには全国から収穫アルバイターが集まるからか、
農道は、複雑に入り組んでいることも多いので、これは助かりますね~~!
…って、いやいや、
そもそも指令室って何ですかいな・・???(◎_◎;)?
広大な園地に潅水(かんすい)作業をしたり、防除作業をするための
スプリンクラーの制御装置がある場所なんですって。
一般的に他の地域では制御室と言うそうですが、川上では昔から「指令室」と呼んでいるそうです。
これらが、山の至る所にあります。
川上地区内の山には、複数個所に休憩のための東屋とトイレが設置されており
長時間作業するにも快適な環境が整っている印象☆
そうなのです、みかん取りのお手伝いに行ったとき、何気に困るのがこのお手洗い問題なのです~。女性には、特にうれしい環境。
こちらも、地域の農家の方々が清掃して使っているそうです。
そして見てください!!!この素晴らしいロケーション!! ⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
手前に見えるのは、川上地区の白石(しらいし)という集落。
諏訪崎(すわざき)という岬を前方に、奥に佐田岬半島が見え、山と海と空が広がる絶景です。
みかんを収穫しながら体感できるこの眺望のとりことなって、
全国から集まるアルバイターも
年々リピーターとなる方が増えているんですって。
就農支援の体系もしっかりしている川上では、
アルバイターだけでなく、農家になりたいと移住してくる人も
少しずつ増えているそうです。
平成30年、10月末に開催した八幡浜初の移住体験ツアーでは、
この川上地区の研修園を開放して頂きました。
参加した首都圏在住の若い女性たちも、夢中で収穫体験をしていましたよ。
10月末、ハサミ入れ直前のみかんの様子はこちら
ぷりぷりしてつやつやしてかわいいぃぃぃぃ♡ *॰ْ✧ً⋆。˚٩(´͈౪`͈٩)⋆。˚*ْ✧ं॰*
アルバイターで来られた方々がそのまま移住し、地域を支える一員となり、
緩やかながらもいい変化が起こりつつある川上地区。
これからの川上地区も、とっても楽しみです!
それでは今日はこの辺で!
<ご注意>
11月12月のみかん
1月から3月の晩柑
このシーズンには、
ほぼほぼみかんをメインで育てている地域なのか、
晩柑も育てている地域なのかによって若干の差はありますが、
八幡浜市内の農家さんは目が回る忙しさです。
山一面で、一年かけて育てた実が、一斉に収穫時期を迎え、採っても採っても終わらないエンドレス収穫。
市内の山至る所で、ひとつひとつ手作業で収穫が行われ、
そのみかんをコンテナいっぱいに積んだ大きなトラックが、
狭い山道を何台も行き来しています。
正直、、、、、温厚な八幡浜の農家さんが、唯一殺気だつ頃です。
絶景が見たいな~~という理由で、
現地の方のアテンドもなく収穫ハイシーズンの不案内な山に上がるのは、
農家さんのお邪魔になるので、やめてくださいね。
どうしてもみかんの絶景が見たい!という方は、摘み子さんとしてお手伝いに来て、収穫作業の合間にご覧ください♪
アルバイター等の情報はこちらから→西宇和みかん支援隊
❁定住支援員・O❁
八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。
3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として活動中。
市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、
移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、
あっちこっちに出没。
最近の悩みは、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出して位置がなかなか掴めない事(^_^;)