定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~川之石地区編③
こんにちは!定住支援員のOです!
今日は川之石地区のご紹介vol.3☆◟(๑•́ ₃ •̀๑)◞
今日は川之石地区の中心を離れて西端、
内之浦(うちのうら)、雨井(あまい)、西町(にしまち)という地域のご紹介。
お隣の伊方町との境目に位置する集落です。
川之石の中心には中学校や大通りもあり、街中という印象なんですが、
こちらはのんびりした海辺の集落といった印象。(灬╹ω╹灬)
ですが、1800年代中ごろには、この雨井港からも
長崎貿易に参加する商人を輩出し、川之石地区の海運業の発展を支えてきました。
当時の隆盛を物語るような特徴が、地区内の色んな所に残っています。
船で運ばれた荷物を効率的に運搬するためか、家々に面した道はしっかりした広さ。
内之浦(うちのうら)公会堂
<素敵さに夢中だったので、指も映り込もうってなもんです(;^_^A>
1937年に地区の集会所として建築された建築物で、国登録有形文化財。
この西洋風の外観からは想像できませんが、木造建築なんだそうですって。
素敵ですね~~~(ノ*’ω’*)ノ彡
そして、最も驚くべきポイントが、「現役の」集会所だということ!!
自分の住んでいる地域の決まり事や
行事の内容を話し合ったりするために、地域住民が参加する集会。
地方で生活していると、こういう会合は都会よりも多いです。
そのための集会所。
川之石地区では、8つある集落の各集会所がとても立派。
こういう建物が、その役割を全うしつつ現役なのって格好いいですね!!
こちらは慈眼庵(じげんあん)公会堂
名尚を多く輩出したことで有名な、
近くの龍潭寺(りょうたんじ)の歴代和尚の隠居所だったんだそうです。
宮内地区でお伝えした、三本松新四国霊場の第1札所でもあります。
記事はこちらから→定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~宮内地区編③
車の行き来する中心道から徒歩で3分ほど登った山腹にあって、
<このあたりの上り道は、こんな感じ。趣ありますね~>
雨井地区の家々と対岸の諏訪崎を眺める
素晴らしい光景が広がっています。
この写真、川之石地区全体の特徴を表しているんですが、何かわかりますか?
一定のラインから上には人家がないです。
八幡浜の市内内陸部では、平地部分だけでなく
山の斜面にも人家が点在しています。<こんな感じ>
海沿いの山の斜面は優良な柑橘が育つ環境なので
農地が多いことも理由としてありますが、
海運業には海に近いほうが有利だったため、という見方もできそうです。
(vol.1でお伝えした通り、川之石地区には農家さんが少ないので、
地区内の園地は他の地域の農家さんが管理していることが多いそうです)
八幡浜17地区を回るうちに、
こういう違いが分かる女になってまいりましたフフフフフლ(´ڡ`ლ)
更なる八幡浜LOVERに進化すべく、
日々是精進ですね!⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
それでは今日はこの辺で!
❁定住支援員・O❁
八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。
3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として活動中。
市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、
移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、
あっちこっちに出没。
最近の悩みは、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出して位置がなかなか掴めない事(^_^;)んK