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2018.10.19
川之石地区

定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~川之石地区編②

こんにちは!
今日は川之石地区のご紹介vol.2です☆

 

川之石地区を語るうえで欠かせないのが、その街並み

明治から残る古い洋館や、西日本で唯一今も営業している蚕種会社や
現代美術がさりげなく置かれた川沿いの散策ポイントなど、
見どころはモリモリモリモリ盛だくさん!⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾

 

先に謝っておきます…
今日のブログ、終わらないかもしれません…((((・ิ(・ิω(・ิω・ิ)ω・ิ)・ิ))))

では、川之石のモダンレトロな街並みに、
れっつらど~~~~ん!─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ

 

まずはこちら!白石和太郎(しらいしわたろう)洋館!

鉱山経営で財を築いた白石氏が、
天井飾りに世界地図やヨーロッパ風の彫刻など、
随所に贅を凝らして建てた左右対称の疑洋風建築。

Yes、Photogenic!Σp[【◎】]qゝω・*) パシャ

こちらは、毎月第2・第4日曜日には解放され、中も見れるようになっています!

 

お隣には宇都宮壮十郎(うつのみやそうじゅうろう)邸

むくり屋根という丸みを帯びた屋根をもつ、和洋折衷の屋敷です。

Yes、Photogenic!Σp[【◎】]qゝω・*) パシャ!

 

 

普段の住宅地の中
洋館があるかと思えば

金毘羅神社や桜の名所として知られる琴平公園

 

 

住宅地の風景の中に赤レンガで構築された外壁があったり

 

街並み自体がYes、Photogenic!Σp[【◎】]qゝω・*) パシャパシャ  

 

このルートは、ボランティアガイドさんによる街歩きのコースにもなっているんですよ。

 

そのためか、

通り沿いの家々の軒先には、お客様をさりげなくお迎えするお花たちがきれいに飾られています。

数年前から、皆さんで声を掛け合って、
各ご家庭の皆さんが個人個人で、
街歩きする皆さんをお出迎えする花を活けているんだそうです。
(年間通じて、ずっとですよ~すごい!)

 

 

時代を感じる商店たち

 Yes、Photogenic!Σp[【◎】]qゝω・*) パシャパシャ!!

 

カワイシ醤油さん

味付けが甘めの八幡浜。そのおふくろの味を支える、甘口のお醤油です。

 

 

そんな中、ひときわ歴史を感じるこちら。

愛媛蚕種(えひめさんしゅ)株式会社さん。 

Yes、Photogenic!Σp[【◎】]qゝω・*) パシャシャシャ!!

 

皆さん、蚕種ってなんだかわかりますか?

実は読んで字のごとくなんですが、

蚕の種(卵)を製造・販売している会社なんだそうです。

 

え???蚕って卵で販売されてるの…?

知りませんでした~~(◎_◎;)

 

蛾に産卵させた卵を冷蔵保管し、随時温度管理をして人工ふ化させて、
養蚕農家さんに販売する業者さんで、今では全国に4社しかないそうです。

 

蚕は風で飼え」と言われるくらい、
養蚕には、通気性が重要な役割を果たしているそう。(病気予防・食欲増進)

 

傾斜地に建つこちらの愛媛蚕種さんの建物、
全面ガラス張りなんですが、これも風通しをよくするためなんだそうです。

 

ところで一枚前の写真。わかりますか?
手前は3階建て、奥は坂の傾斜に合わせて2階建てになっているんですよ~スゴイ!ヽ(•̀ω•́ )ゝ✧

 

さて、街並みの風景から一本道をずれて宮内川沿いを歩けば、

そこはまた違う風情の漂う風景。

 

 

アーチ型の欄干をもつ美名瀬(みなせ)橋から眺める赤レンガ倉庫。

<季節が変わればまた彩が変わります>

 

Yes、Photogenic!Σp[【◎】]qゝω・*) パシャシャシャシャシャ!!

愛媛県で初めてに設立された紡績会社・旧東洋紡績跡です。

 

赤レンガ倉庫横、全長約350ⅿの「もっきんロード」

Yes、Photogenic!Σp[【◎】]qゝω・*) パシャシャシャシャシャ!!

 

県内在住の芸術家によるベンチやモニュメントが設置され、

川面を走る涼やかな風を感じながらゆっくり散歩したり
ちょっと一息することもできるお勧めスポットです。

 

ちょっと座っちゃおうかと思いましたが、
ずっと座っていたくなる魔法をかけられそうな予感がしたので
この日はぐっと我慢。

夜間はライトアップされることもあり、ぐっと幻想的になるんですって。まぁ♡

<川之石公民館さんから頂いた写真☆美しいライトアップの模様>

昔、鉱山で栄えた背景もある地なので
沖合の佐島で銅を精錬した際に出たカスで作られた佐島レンガも飾られています。

 

<肝心の佐島レンガは、端っこにちびっと写っています(;^_^A>

 

対岸に目をやれば、
民家の土台には地元産出の青石を使った矢羽根積の石垣。

運河として利用されていた名残にもいたるところにあります。

 

運河沿いの花壇は、地域の方々が日々手入れして
この素敵な空間を維持してらっしゃいます。

 

これらのルートをゆっくり歩いておよそ1時間。
今日歩いた場所のほとんどが、実は埋め立て地。
古くは1800年代から、昭和・平成にかけてこの川之石湾が形作られてきました。

 

言葉通り、まさに足元から川之石地区の歴史と日常が感じられる、素敵な場所。

この空間を、今も美しく維持されている地区の皆さんに
頭が下がった一日でした。

 

ふぅ
まだまだ魅力が尽きませんが、今日のところはこの辺で!

やわたはま、やっぱり面白し♪

 

今日歩いたルート地図は、こちら⇒保内まちあるき地図

移住体験ツアー用に行程に沿ってわたしが作成したものなので、
見どころを抜粋して記載しています。
言葉が足りていない、地図表記として不足する部分もございます。
あらかじめご了承の上、お楽しみください。

 

❁定住支援員・O❁

八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。
3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として活動中。
市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、
移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、
あっちこっちに出没。
最近の悩みは、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出して位置がなかなか掴めない事(^_^;)