定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~神山地区編②
こんにちは!定住支援員のOです!٩(•̤̀ᵕ•̤́๑)
今日も神山地区のご紹介vol.2☆
主要地方道・八幡浜宇和線沿いが現在の地区の中心となっていますが、
その道が出来るまでは、そこから100ⅿほど山側にある別の道が
メインストリートとしての機能を持ち、商店街としてにぎわっていたそうです。
今日は、その付近を歩いた時の様子を。(訪問日:6月中旬)
その名の通り、五反田川沿いです。
じっと動かず、水面を見つめています。
おっ!狩りか!?
魚を狙うサギに、そろりそろりと忍び足で近づくワタクシ。
<さっきの写真とほぼ変わりませんが。足の角度は変化してます(魚、狙ってますね~)>
とは言いつつ、八幡浜の川沿いでは、例え市街地であっても、手に届きそうなところに野鳥がいる風景はまったくの日常。そんなに珍しい光景ではないんですよ(^ ^)
この自転車のおじいさん。
狭い路地で、おじいさんに気づかずに写真を撮る私を、後ろでじっとにこにこしながら待ってくれていました。
「ありゃ!お邪魔してました!ごめんなさい!」
「暑い中ごくろうやなあ。何撮りよるが?上手に撮れよるかな」
「地区の様子を撮らせてもらいよるんです」
「エエ具合に撮っといてぇな」
私と別れたのちも、奥のおばあさんと
「今日は暑いなぁ。たまらんでぇ」
そんな会話をされています。
そんなに大きな声じゃないのに、他の騒音がないからか、ストンとよく聞こえます。
川のせせらぎと、遠くの郵便配達のバイクの音と、
山際で鳴き始めたセミの声と、おじいさんが自転車のブレーキをかけた音と。
それぞれが、優しく響いてきます。
ここでは、完全に都会とは違う空気が流れている気がしますね~。
今でも、食堂や鮮魚店、酒屋や理髪店が軒を連ねています。
歩いていると、お酒屋さんで早速素敵なモノを。
毎年2月頃、新酒が出来た時の合図として吊るすものだそうです。(現在は、オブジェとして通年飾っているそうです)
これは、ご主人の手作りなんですって。これだけ大きなものを作るのは、大変そう(◎_◎;)
昔ながらの店構えのこちらのお酒屋さん。 立派な持ち送りや看板も、かっこいい!
家の前にいらっしゃったおばあさんにお話を伺うと、
秋祭りの際、この通りを唐獅子(からじし)が練り歩き、その際各家庭に配られるお守りなんですって。
これを一年間軒下に飾り、家の安全を守ってもらうんですね。
以前訪れた大島地区では、牛鬼から剥いだシュロがこの役目をしていましたね。
大島の記事は、こちら⇒https://yawatahama-iju.com/news/1421/
お祭りに使う道具ひとつとっても、各地区で異なります。
それぞれのお祭りを体感してみたいと思いつつ、体は一つしかないので悩ましいところ。
ふぅ、素敵な風景にワクワクして、だいぶ歩きました。
熱中症になる前に、今日はここまで~( ε∀ε )
❁定住支援員・O❁
八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。
3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として活動中。
市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、
移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、
あっちこっちに出没。
最近の悩みは、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出して位置がなかなか掴めない事(^_^;)