定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~神山地区編①
こんにちは!
定住支援員のOです(^ ^)
今日からは、神山(かみやま)地区のご紹介です。
神山地区の人口は4,883人、高齢化率は35.4%(2018.1末現在)
比較的若い世代が多い地区です。
自治公民館がある集落で数えると、
五反田(ごたんだ)
矢野町(やのまち)
八代(やしろ)
国木(くにぎ)
川舞(かわまい)
八代団地(やしろだんち)
という6つの地域で成り立っているそうです。
地区中心部には、お隣の西予市に抜ける主要地方道八幡浜宇和線が通り、
その両側にはずらりとお店や住宅が。
大通り沿いの中心部(八代、矢野町、五反田)では、日常の買い物は徒歩でも可能。
ただ、少し周辺部の国木などになると、車が必要になります。
個人病院や、大きなリハビリテーション病院もあり、
飲食店や各種サービス業の店舗も多数。
近年、市内中心部のベッドタウンとしてお勤めの方が増え、
地区世帯のうちの7~8割を占める印象だそうです。
中学校も、八代中学まで徒歩で通えています。(地区外から来ている子供たちは、バスなどを利用してきています)
王子の森公園という大きな公園もあり、お子さんを育てるにはいい環境が揃っているようですね。
地区の方に伺うと、別の場所にお勤めの、子育て世代の方が住むのにはいい場所だよ~とのこと。
もう少しお話を伺うと、中心部は新興住宅が増え、若干隣近所との繋がりはなくなってきつつある状況だとか。
大通りから外れ少し山に入った周辺部になると、人口が減っているので、田舎らしい地域ごとの支え合いが必要になり、地域行事への参加も住民の重要な責務になってきます。
地区内の農家さんは、減少傾向で、耕作放棄地も増えつつあるそうです。
これは八幡浜市全体に言えることですが、柑橘農地として少し条件が不利な園地については、どんどん手が回らなくなっているのが現状。
担い手不足が進む中、より条件のいい農地に注力せざるを得ないのは、仕方ないことかもしれませんね。
八幡浜の中でもトップブランドの、真穴・川上・日の丸のような一大産地と比較すると、栽培地としてはどうしても、負けちゃうからなぁというお声が印象に残っています。
フム。
それでは今日はこのへんで。
❁定住支援員・O❁
八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。
3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として活動中。
市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、
移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、
あっちこっちに出没。
最近の悩みは、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出して位置がなかなか掴めない事(^_^;)