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2018.08.28
松蔭地区

定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~松蔭地区編④

こんにちは!
定住支援員のOです!

さて、今回でひとまず終了の松蔭地区編。vol.4参りますよ♪

街中の地区ですが、地区行事とか、どんな感じでされているんでしょうか?

都合により今年中止になったものも含め伺うと、気になるものだけでもこんなに(*’∀’人)

1月 羽子板教室、七草粥
3月 まつかげ文化祭
6月 三世代運動会、エプロンクラブ
7月 夏祭り(輪抜け、子供相撲大会)
8月 七夕飾り(地方では、旧暦で行なうことが多いので、一カ月遅れなのです)
9月 敬老会
10月 秋祭り(唐獅子)、観月祭
11月 お四国山史跡探訪、二世代シャッフルゴルフ
12月 クリスマス会

。。。。。何ですか、この充実度!(*゚ロ゚)ノミ☆

わくわく行事がいっぱいじゃないですか!!

 

特に気になるものについて、ひとつずつ参りましょう

まずは羽子板教室。(H30年は都合により中止)

大人も子供も参加して、羽子板に絵を施します。何年も参加している子は、家に何枚も羽子板があるんだとか。

 

そしてびっくりしたのが、この羽根!

なんと、これも手作りするんだそうです!

むくの実の種に穴をあけ、キジの羽根をイン。

羽根の模様はそれぞれ違うので、世界に一つだけの自分の羽根が出来るんです*:ஐ(●˘͈ ᵕ˘͈)人(˘͈ᵕ ˘͈●)ஐ:*

 

ふむ、次は。。。おっと、エプロンクラブとはなんぞや?

こちら、小学校4年生を対象としたお茶教室なんですって。

お茶!(ง°̀ロ°́)ง(ワタシ、サホウ、ジシンナイデス。。。(◎_◎;))

 

松蔭地区では、以前、保育所の子を対象とした「呈茶(ていちゃ)の会」なるものもあり、子供たちが浴衣を着て、お客さんにお茶を運ぶ行事があったんだとか。(少子化に伴い、こちらもH30年は中止)

松蔭の子供達は、小さい頃からこういうのに触れ合ってるんですね~♪

 

他には、夏祭りの際の子供相撲大会が気になります(灬╹ω╹灬)。

実は八幡浜市内の各地区では、昔は夏祭りの際、よく相撲大会が開かれてたそうなんです。

ですが、これも少子化に伴い、段々開かれなくなってきたと聞いています。

こちらの相撲大会は、松蔭地区の中でも古町(ふるまち)という地域で行なわれているそうですが、まわしも付けるんですって!優勝者には、竹で作った「ぼんで」と呼ばれるトロフィーが送られます。

 

同じく古町には、秋祭りの際の唐獅子(からじし)もあり、<市役所広報さん撮影。みなっとでの唐獅子の様子>

 

地域の方々が保存会を作って次の世代に伝統を引き継いでいるそうです。

※唐獅子…少年が叩く太鼓に合わせ獅子が舞う、秋祭りの伝統芸能です。太鼓は宝物の玉、バチは剣を表し、宝物を奪おうと襲い掛かる獅子から守ろうと奮戦する様子を演じる獅子舞です。古くから市内各地域で行なわれていましたが、演じ手の子供の数が減ってきていることもあり、開催が難しくなった地区もあります。本来は男の子しか演じ手になれませんでしたが、近年では女の子が叩くことも増えてきました。

 

ふむ。

他にもいろいろな行事がありますが、お話を伺いながら感じたのは、
松蔭地区はかなり市内中心部なのに、伝統や自然を、子供たちに体験してもらう行事がとても多いなということ。

もちろん、そういう風に年間行事を運営しているのは、公民館さんはじめ地元の皆さんです。

羽子板にせよ、お茶の作法にせよ、いい大人になった今でさえ、私はあまり経験したことがないものばかり。。。(*ꆤ.̫ꆤ*)

小さいうちからこういう体験ができるなんて、松蔭の子供達、羨ましいなぁと思いました(੭ ˃̣̣̥ ω˂̣̣̥)੭ु⁾⁾

では、今日のところはこの辺で

 

【追伸】

羽子板教室で使う木材は県内産

むくの実の種は、銀杏のように地中に埋めておいて皮を剥ぐんですって。手で擦ると石鹸になるとかいろんな豆知識を教えて頂きました!!w(゚o゚*)w

 

それと、キジの羽根ですが。。。

市内、川之内(かわのうち)という地区でキジ鍋祭りがあるそうです。
つまり、そこで出た、羽根を、、、です!(*・人・*)

 

 

❁定住支援員・O❁

八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。
3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として活動中。
市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、
移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、
あっちこっちに出没。
最近の悩みは、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出して位置がなかなか掴めない事(^_^;)