定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~松蔭地区編③
こんにちは!定住支援員のOです。o@(^-^)@o。
今日も松蔭地区のご紹介vol.3です。
松蔭地区は人口3,343人。高齢化率43.3%。
中心部ということもあり、日常的な生活に必要な物は徒歩圏内で調達できます。◖ฺ|´⌣`*|◗·˳♪⁎˚♫
病院も内科、脳外科、整形外科等充実しています。
コンビニはもちろん、飲食店、銀行、郵便局、警察署も近くに集まっており、
また、子供たちの通学も徒歩でOK。
お車をお持ちでない方、ご高齢の方にも住みやすい地域だと言えます。
地区にお住いの方の割合は、
商人:約3割、勤め:約3割、農家:約3割だそうで。
地区の中でも、広瀬(ひろせ)という地域はお勤め人が多く、
新町地域は、商人が多い印象だそうです。(新町商店街がありますからね)
商人3割というのが、商店街を内包するこの地区最大の特徴ですね!
移住後にどんな生計プランを立てている方でも、
ある程度柔軟に対応できる素地があるのが、この松蔭地区の強みといったところでしょうか。フム(´ω` )/
ただ、全国の地方商店街の例にもれず、
往時に比べると商店街の活気が少なくなっている感は否めません。
空き店舗も、増えているのが現状です。
しかし現在は、地域の方が「黒い商店街」を展開して盛り上げています
(詳細はvol.2で⇒ https://yawatahama-iju.com/news/2280/)
移住後、ご商売をしたい方には、新町商店街の空き店舗を利用するということも、
選択肢の一つとして考えられますね!
松蔭地区の強みをより生かし、コンパクトシティ八幡浜の中でも、
この地区でしか体験できない移住形態になるのでは?という気がいたします。フム(゚ー゚*)
さて、そんな中心地の松蔭地区ですが、
地区内を散策してみると、受ける印象もまた少し変化します。
ちなみにこの地区には、文政5年から続く地細工紺屋(ぢざいくこんや)さんがあります。
この地細工紺屋・若松旗店さんは、全国でも珍しく、
通常は分業して行うすべての工程を、ご家族のみで行なっているそう。
地細工紺屋?旗?(゚ー゚;A
お店の方がすごく丁寧に教えてくださったのですが、古くからの伝統職ゆえ、なかなかご説明が難しく(;^_^A
すごーくざっくり言うと、
和紙で出来た筒紙に糊を入れ、それを絞り出しながら下書きし、
その隙間に色を付け、一枚の布を染めていく手法です。
そして、その驚くべきポイントは、裏から見ても表地と同じように模様が見れるということ
(この半纏の裏地、もう「ウラ」ではないですよね(ノ゚ω゚)ノ*.両オモテ。ザ・粋☆)
愛媛が誇る松山の道後温泉、飛鳥の湯・玉の石の間にも飾られている若松旗店さんの筒描染。
風情漂う商店街方面から離れ、
地区の中心を流れる千丈川を越えて
大谷口(おおたにぐち)、広瀬(ひろせ)という地域に入ると
また少し趣が異なる住宅地が広がっています。
商店街近くのお家は、店舗を兼ねたものが多い印象だったのですが、
こちらは純粋に住宅が多い印象。
フム。同じ地区でも、だいぶ印象が変わってきますね。
とは言いつつ、この地域にもおいしい飲食店があるので、
生活道のように見えるこんな感じの道でも、バンバン対向車が来ます(◎_◎;)
お車の運転に慣れてない方は、
移住前にご自分の住まいの道路状況を確認することも、必要かもしれませんね!
さて、今日はモリモリ盛りの、盛りだくさんの内容になりました。
そろそろこの辺で。
【追伸】
言葉通り、本当に川の「上」にあります!!
≪豪雨の後なので、川が濁っていますが、普段はもっときれいです☆≫
!ウヒャッ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ
おっちょこちょいの私は、絶対大事な物をぽちょんしてしまいそう。。。
❁定住支援員・O❁
八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。
3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として活動中。
市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、
移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、
あっちこっちに出没。
最近の悩みは、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出して位置がなかなか掴めない事(^_^;)