定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~宮内地区編②
定住支援員のOです!今日は宮内地区のご紹介vol.2です☆(๑•̀ㅂ•́)و✧
市街地を抱える宮内地区ですが、
実は風光明媚な場所や、歴史を感じる場所も多々あります。
今日はそんなスポットのひとつをご紹介。
全国で数ある平家伝説。
ここ宮内にも、鼓尾(つづみお)、枇杷谷(びわだに)、両家(りょうけ)集落に言い伝えが残っています。
(伝説については、下に記載します♪)
平家谷は、今は、そうめん流しが行なわれる観光名所として有名です。
(そうめん流しは4月末~8月末まで開催)
よし、行ってみましょう(๑˃́ꇴ˂̀๑)(伺ったのは、6月初旬です)
どんどん、上を目指していきます。
途中の景色も、とても素敵(*´ω`*)
早めの時間に行ったので、お客さんが少なく、写真をいっぱい撮らせて頂けました。
これは、釣ったニジマスをその場で焼いてもらえるニジマス釣りのプール。 おお、釣りたいワクワク(๑˃̵ᴗ˂̵)وいや、いっそ飛び込んで手づかみ…(⇐悪い人です)
売店のおじさんも、とても優しい。シャイだからか、下を向いちゃう(/ω\)
そうめん流し会場。 休日は、ここにお客さんがズラリと並びます。
川のせせらぎに包まれたこの空間は、ピリッと違う空気が流れている気がします
美しいです。
・・・・・・・
で、ここまでは観光案内みたいなものデスヨネ。
「定住支援員」がお伝えするからには、地域の日常をお伝えする使命がございます!(੭ ˃̣̣̥ ω˂̣̣̥)੭ु⁾⁾
こうやって観光名所となっている平家谷ですが、
当然、それを支える地域の方の力があるわけです。
この日も、地域の方により会場までの道の草刈りが行なわれていましたw(( ̄ ̄0 ̄ ̄))w
伺うと、そうめん流しが行なわれているシーズン中、年3回草刈りをされているそう。
大勢のおじちゃん(失礼、若い方もいらっしゃいましたよ!)たちが
協力して行なっています٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
「キレイどころを撮ってや~」
「あ、この子カメラ向こうに向けたで(笑)」
元気なお声にタジタジです(笑)(;^_^A
地域のイベントは、こうやって地域の方が支えているんですよね。
「移住」を考える時、地域行事への参加は実は重要なポイント。
地方の、特に田舎の地域では、集落を支える絶対数が少ないので、
新しく地域に入ってくれるメンバーには、やはり地域の方も正直期待をします。
特定のイベントに限らず、移住を考えている地域で
ご自分が担うかもしれない役割について確認することは、
移住者側・受け入れ側共にミスマッチを起こさないために大事なこと。
移住をご検討になる時には、その辺も考慮されるといいと思います₍₍ ( ๑॔˃̶◡ ˂̶๑॓)◞♡
さて、今日はこの辺で。
【平家谷の平家伝説】
文治元(1185)年の壇ノ浦の戦いで敗れた平家一族は、佐田岬半島に上陸後、平家谷にたどり着いたと言われている。
この地で農耕生活を送りつつ、常に見張りを立て、源氏の追っ手に対しての警戒を怠らなかった。
数年が経ったある日、白鷺の群れを源氏の白旗と見誤った見張りが、源氏の大群が来たと伝えてしまう。
捕らえられて憂き目を見るよりはと、一同は2人を残して自害した。
その後、残された2名は平家谷の入らずの森の岩穴に同朋の亡骸をおさめ、この地で供養をしながら生きたという。
二人がこの地に残ったことから、この土地は「両家」と言われるようになった。
この地に残る、「枇杷谷」「鼓尾」という地名は、
鼓を打ち、琵琶を弾いて同朋を慰めたからだという説や、
逃げ延びる途中で鼓尾に鼓を捨て、枇杷谷には琵琶を捨てたからだという説がある。
❁定住支援員・O❁
八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。
3年の任期満了後、定住支援員として活動中。
市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、
移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、
あっちこっちに出没。
最近の悩みは、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出して位置がなかなか掴めない事(^_^;)