定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~白浜地区編④
定住支援員のOです!
白浜地区のご紹介vol.4です☆
さて、今回は白浜地区の中でも向灘(むかいなだ)という地域のご紹介。
道の駅みなっとから見たこの山の方面が、向灘地区です。
この、向灘地区の段々畑は、四国八十八景にも選ばれているところ。
冬には、この山の一面に広がるみかんが色づき、海の蒼と山の緑とオレンジ色が協演する、絶景スポットです。
同じように海と山が近い真穴地区と比べても、ちょっと違う印象。
みかん山との距離が、いっそう近い。
こちらの山で育てられているのが
みかん産地八幡浜の中でも、その高品質さは折り紙付きの、全国でもトップブランドのひとつです。
若手後継者の方はたくさん戻ってきているそうですが、
それでも管理に手が回らない園地も出つつあるとか。
フム。やっぱり耕作放棄地は八幡浜市全体で共通した問題なんですね(> <)
こんな風景の中、地域のヒミツキチ、
コミュニティスペースとしてすっかりなじみ始めている
向灘の素敵な情報が集まっていそうなので、ここでもお話を伺いました(灬╹ω╹灬)
向灘は、昔から、半農半漁の方が多く、お家もそれにあった構造になってたそう。
昔ながらの家は、地下室を備えていることが多かったんですって(*´ω`*)
街並みを見てるだけでは、わかりませんね!
他にも、こちらに泊まったお客さんが中道(なかみち)を通っていたら、
「ご飯食べておいき」と地元の方に声を掛けて頂いたとか、∑o(*’o’*)o
様々なお話が出てきました。
おお~~、益々楽しみです☆それでは、中道、行ってみましょう(๑•̀ㅂ•́)و✧
海岸沿いを通っている県道八幡浜保内線から
ザ・路地裏(° ꈊ °)✧˖°
道路に直に書かれています。(山に向かうほど、番号が上がっています。これも以前真穴地区で見たように、消火活動の際、海から必要なホースの本数をあらわしているようです)
こじゃれたプレートとかでなく、誰が見てもわかりやすい(←防災上、とても大事なことですね)
家の建替えが出来ない地域(リフォームで対応)なので、
どこを切り取っても、昔ながらの日常を感じられる素敵な風景です。
写真を撮っていると、近所のおばあちゃんがちょうど花のお手入れに出てこられました。
こんにちはとご挨拶すると、
優しい笑顔でお花のお話をしてくれます。
「この花が伸びてしもて、下にある花に陽が届かんので、切るんですよ」
「あ~、確かにこの花、はちこりますもんね」
(※はちこる…わしゃ~っと伸びて、どんどん広がるイメージです。
使用例:「刈っても刈っても草がはちこっていかん。」)
まだまだ八幡浜歴の短いOですが、地元のおばあさんたちと話してると
結構な頻度で出てくる「はちこる」
「あれ、この子、はちこるって知っとんかな」
そんなおばあちゃんの心の声が聞こえるかのように、
「はちこる」を発言して以降、更に詳しくお話してくれました。
おばあちゃんとお話している間も、
荷物を載せた一輪車を押したおじさんが通ったり、
狭い路地裏でいろんな方との交流が生まれていきます。
うむ、これなら確かに↑で聞いた「ご飯食べといき」の逸話が生まれてもおかしくない気もします。
知らない若い人がいたら、
積極的に声を掛けてくれる風土があるんだよ~とは
白浜地区のいろんな方から聞いた話。(๑˃́ꇴ˂̀๑)
とても、実感です(゚ー゚)(。_。)ウンウン。(Oは特段若くないんですが。)
あ、もちろんこちらからご挨拶するのは、基本中の基本ですよ!
海も山も近くて
充分徒歩圏内に市中心地があって
風情もあって
尚且つ人情も残っているなんて、
白浜地区、すごい!(*^ー^*)∠※
なんだか羨ましい気持ちすら覚えてしまったOでした(≧∇≦)
それでは今日は、この辺で。(白浜地区のご紹介はとりあえず一旦終了)
お世話になったコダテルさんの詳細はこちらから
企てる、ヒミツキチ
⇒https://www.facebook.com/codateru/
追伸
地元の方に教えて頂いたphotogenic spot!⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾
日の丸ブランドのミカンが美しく育つ段々畑と海のコントラスト。
これが、向灘のミカン農家さんの日常風景だとは!
すんばらし、八幡浜! *:ஐ(●˘͈ ᵕ˘͈)人(˘͈ᵕ ˘͈●)ஐ:*
❁定住支援員・O❁
八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。
3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として活動中。
市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、
移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、
あっちこっちに出没。
最近の悩みは、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出して位置がなかなか掴めない事(^_^;)