定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~真穴地区編②
八幡浜市定住支援員のOです。
今日は、真穴地区のご紹介vol.2☆です。
この日は、地区公民館に着くと、海沿いに端午の節句ののぼりがありました。立派ですね~(^ ^)/
この大きさ、都会ではまず今は見ることができないのではないでしょうか。
潮風を受けてたなびくのぼりは、とっても勇壮です♪
男の子のお祝いが端午の節句なら、女の子のお祝いはひな祭り。
真穴と言えば、座敷びなが有名です。
これ、一般的な雛飾りではないんですよ!
地区のご家庭で長女が生まれた年に、その初節句を祝うもので、それぞれのご家庭で棟梁に頼み(!)Σ(゚Д゚Op、座敷や倉庫をいっぱいに使って、庭園から形作られる座敷びな。
手前には鉢盛も用意され、活きた伊勢エビなども飾られます!
圧巻ですね~(*’∪’*)(写真は、数年前の物です)
詳しい内容は、こちらのページでご紹介されていますので、是非一度ご覧ください~♪
真穴の座敷雛⇒ http://maana-zashikibina.com/
ほかにも、公民館の方に伺っていると、海に近いこの地区では初夏に行なわれる
「えんこ祭り」というものもあるとか。
えんこ?エンコ?
はい、すみません(◎_◎;)
昔から、川や海に棲み、海に入る者の足を引っ張ると言われているのが
「エンコ」
カッパのことのようです。
海に近いこの地域では、まだ水に慣れていない子どもの水難事故が起こりえます。
エンコ祭りとは、夏の初めに、水難事故が起こらないことを祈願する行事で、地区のお母さんとお子さんが、お供え物のおにぎりを持って参加するんだそうです。
他にも真穴地区では
「地引網交流」
(←楽しそう!!)
「伝統文化子ども教室」
(←文化の伝承はとっても大事!!)
「親子料理教室」
(←お魚は、捌けた方が楽しい!!)
「親子お茶教室」
(←マナーを知っているとすごく助かる!!)
などなど、地区と子どもを結びつける行事が盛りだくさん。
これらの行事ひとつとっても、子供を地域で育てようという真穴地区の皆さんのお気持ちが伝わりますね!
それでは、今日はこの辺で。
❁定住支援員・O❁
八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。
3年の任期満了後、定住支援員として活動中。
市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、あっちこっちに出没。
最近の悩みは、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出して位置がなかなか掴めない事(^_^;)