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2021.08.27
大島地区

定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~大島地区編⑦

こんにちは!定住支援員のOです★

さて、今日は大島の島内散策の模様をお伝えしていきます。
3年ぶりの大島、前回までの様子はこちらからどうぞ 大島地区編⑤大島地区編⑥

今回お届けする屋外作業の予定は
①ミニミニ海岸清掃
②シーグラス&貝殻拾い
③エンジェルロード踏破
の3本。

地図のうち、★印の場所を主に巡る予定です。(大島パンフから抜粋させていただきました。原本は、八幡浜大島ポータルサイトをご参照ください。)

 

まず向かうのは、三王島。大島から三王島への道は、先ほど船から撮影した、真ん中がすこーし盛り上がっている橋。橋の中央部に穴が開いていて、小型船が通れるようになっています。

潮の関係か、橋の両側には漂着ごみが溜まりやすいんだそうです。

確かに、パッと見ただけでも発泡スチロールやプラスチック類、ペットボトルや空き缶が目につきますね。

大島では毎年、夏休み前に島民の方々が大勢参加し、大規模な海岸清掃を行っていますが、すぐにゴミが流れ着き、また溜まってしまうんだそうです。近年は島の高齢化も深刻で、今は島民のじつに7割が65歳を超える状況。この海岸清掃に参加できる島民も年々減り、手が回りきらない部分も出てきています。

そこで、近年はイベントとして広くボランティアを募集し、島外の方の力も借りつつ、海岸清掃に取り組んでいるんだそうです。

残念ながら新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、ここ数年はイベントを開催することもままならない状態になっているとのこと。今日はシーグラスや貝殻も拾わせてもらうんですから、ご恩返しに少しだけでも清掃のお手伝いをしておきたいと思います★

それでは、ミニミニ海岸清掃、開始~~★(๑•̀o•́๑)۶ FIGHT☆

・・・・ものの5分で、清掃用に頂いた大きな袋がいっぱいになりました。(えっ?大きな奴ばっか拾ってカサ増ししたんじゃないかですって?ヾ(´ε`;)ゝ…ギク‥イエイエ)

ちっちゃいゴミを隙間に押し込んで、さすがにもう入らなくなったので、10分ほどで清掃はおしまい。道路脇の邪魔にならないところに置かせてもらって、また帰りに回収することにいたします。

ちなみに、こうやって海岸のゴミ拾いをしてテラスまで届けると、大島特製ポストカードが貰えるんだそうですよ。ヾ(●´∀`*●)ノ

 

三王島は、大島の中でも神域とされています。ワタクシの歩幅計測&体感時計で一周300mくらいでしょうか、小さな島です。

その狭い島内に、こんな風に縦方向に割れやすそうな岩場があったり

積み上げられた白い石々が目を引く山王神社(※1)や

海辺で遊ぶ人が利用できるログハウスなどがあります(届出・利用料要※2)

ちなみに大島では、「海開き」はされません。
海水浴をされる場合は、ご自身の責任で十分安全に注意して楽しんでくださいね。(詳しい説明は、八幡浜大島ポータルサイトでご確認いただけます。)

続いての三王島と地大島を結ぶ道は、こうなっています。

||| すっとーーーーーーん |||

欄干も何もない、ふらついたらドッポンのフルオープン仕様です。.+゜ヽ(o`・∀・´)ノ.+゜
これは・・・天候が悪い時には「通るなキケン・止まれゼッタイ」な道ですね。

今日みたいな天気のいい日には、上空から見るとこんな感じ。

《写真提供:元大島地区地域おこし協力隊のり君》

すごいですよね、この解放感!!・*・~☆*:・°★:*:・°~・*
くぅぅぅ~~~ヽ(-゚ヽ)トッ!! (ノ゚-゚)ノテモ!!.。゚+.(゚ー゚)ノ。+.゚ イイ!!

思わず夏っぽい歌を口ずさみながら、意味もなくペダルから足を外したくなりますε=ε=(* ̄ー)ノノビューン

ちょうど橋を渡り切ったところで、反対側から帰ってきた島の方にお会いしました。
海岸沿いに道が続く地大島なので、ワタクシが気づいていなかっただけで、橋を渡るゴキゲンな様子は見られていたかもしません。結構ボリューム大きく口ずさんでいた気も致します…(;^_^Aアリャ

気を取り直して(?)道すがら、地大島で渚に降りて貝殻やシーグラスを集めていきます。

大島テラスでは、シーグラスや貝殻を使ったオリジナルフォトフレーム作りができます。(制作時間約30分。体験料500円)
自分で材料になる貝殻等を拾ってきた場合、250円で体験できるようになるので、今回ワタクシは島の散策も兼ねて自分で拾っちまおうと目論んでいるわけなのです。

様々な形・色のものがあるので、お気に入りを見つけていきます。
ああ、これも捨てがたい。これもいいね。あらぁ、あなたも可愛らしい。

ついつい、熱中してしまいます。

自然豊かな大島なので、ちょっとびっくり、明らかに生き物の骨だなぁという物もちらほら落ちています。
(⇊⇊⇊苦手な方は閲覧注意です:鳥?の頭蓋骨が映っています)

はた、と気づくとこの時点でもう15時前。帰りの船は16時40分発なので、ワタクシが今回の来島中に予定しているすべてのミッションをクリアするには、あと1時間半でここ地大島からまだ2キロほど先にあるエンジェルロードまで行ってそこを歩きで踏破し、そこからテラスまで約3キロの道を戻って更にフォトフレームを作らねばなりません。

1㎞は自転車で大体4分と言われております。この暑さと運動不足のワタクシでは1㎞5分かかると仮定して5㎞で25分。エンジェルロード踏破に25分。テラスでフォトフレーム作りに30分。

 

・・・・・・・・・・・・ん?微妙にギリじゃね?(@×@)

拾った貝殻の入った袋をポッケに押し込み、慌てて自転車にまたがります。
頼むよチャリダー!あたいを導いておくれ!!

と、エンジェルロードに未到達ですが、いつものごとくやっぱり長くなってきたので、今日はこの辺で。

次回は
①エンジェルロード・ブレイクスルー
②一枚岩は天然のチェアー
③足元にはトレジャー、頭上にはハンター
④島のお母さんたちの笑顔はシャワー
⑤フォトフレームはあわわー
の予定です。

かみんぐすーん、でございます(´▽`)/

 

※1
本文写真中の石碑には「三王」神社とありますが、地元及び八幡浜大島ポータルサイトでは山王神社とされています。
ちなみに、神社前に積み上げられている白い石。

とても綺麗なので、ちょっと一つ…。と考えたくなるかもしれませんが、この白い石は島外持ち出し厳禁です。三王島自体、全体が神域なので、神社にあるものも海岸にあるものも、三王島にある「石」は、持ち出ししてはいけません。その昔、持ち出そうとした人は相次いで体調を崩し、石を神社に返した途端にケロッと治ったとか。。。ご注意くださいね。

 

※2
こちらのログハウスを利用する際は、大島区の許可が必要ですので、必ず事前に届け出て、利用料をお支払いください。(連絡先は大島テラスでお問い合わせください)
残念ながらこれまでも、ゴミを放置したりログハウス内で火器を使用したり、トイレにゴミを流したり、勝手に個人の荷物の保管場所にしたり、一部の方によるマナーを守らない行為が後を絶たないようです。

大島ではゆったりストレスなく過ごせる「島時間」が流れています。それはただ環境の問題ではなく、そこに住む島民の方が築き、守っているものです。来島者も島民も、お互いにストレスなく過ごせるよう、ご協力くださいね。

《ご注意》
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、来島される方には感染防止対策の徹底をお願いしています。また、大島テラスの利用及び大島への渡航に制限がかかる場合があります。詳しくは、八幡浜大島ポータルサイトを必ずご確認ください。

 

❁定住支援員・O❁

八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として市内全域を対象に活動中。市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、あっちこっちに出没。
地図を読むことはそれなりに得意だが、その地図情報が留まることがなく軽やかに頭を滑り落ち、行ったことがある場所でも危うさを感じる日常。自身の記憶への信頼感はここ数年でほぼゼロと化した(ヾノ・x・`) とはいえ、何度でも初めての感動を味わえるのでそれはそれでOKだと悟りの境地に近づいている。