みかんについて
「みかん」といえば八幡浜
1世紀以上続くみかん栽培の歴史の中、黒潮の流れ込む宇和海を臨み、天までもつづくかと思うほどの段々畑で、恵まれた環境と農家の工夫と培われた技術に支えられ最高のみかんが生産されています。
数字で見る 八幡浜のみかん
みかん王国えひめの屋台骨を支えるプライスリーダー
八幡浜市で栽培されるみかんの量は愛媛県全体の約51.1%でありながら、生産額は愛媛県全体の約62.3%を占めていることから、八幡浜は高品質のみかん産地であるといえます。
※(令和2年度)
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みかんの生産量
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みかんの生産額
美味しさの秘密
その1
海に囲まれた八幡浜は、平地が少なく石垣づくりの段々畑は急斜面で山頂まで続いています。そこで育つみかんがおいしいのは、「空からの太陽」「海から反射する太陽」「段々畑の石垣から反射する太陽」の「3つの太陽」を豊富に浴びて育つからです。
その2
みかんは光センサーを利用し、非破壊で甘さ(糖度)などを判定しています。そのため、確実に品質の高い美味しいみかんを提供することができます。(選果場で選別されるものに限り)
また、瓤嚢(じょうのう)というみかんの果肉を包んでいる薄皮が薄く、食べた後に口の中に残りにくいのも美味しさの特徴です。
食べごろはいつ?
”みかん”と一口に言っても、じつは色々な種類があるのをご存じですか?また、みかん以外にも”中晩柑”とよばれる様々な品種のかんきつがあり、それぞれ収穫時期が異なります。みかんといえば冬のイメージがありますが、年間を通じて個性豊かなかんきつを味わうことができます。
八幡浜のかんきつ類
八幡浜の柑橘栽培は、温州みかんだけではありません。不知火(デコポン)やタロッコ、愛媛県オリジナル品種である甘平 など、いわゆる「中晩柑」の栽培も盛んです。現在も次々と新しい品種が登場しており、その品種ならではの個性際立つ食感・風味が人気となっています。
フルーツ王国八幡浜
八幡浜はみかんが有名ですが、それだけではありません。大きいもので直径10cmを超え、重さは実に500g以上にもなる「日本一大きい柿・富士柿」の産地でもあります。
一般的な柿に比べて、やわらかで繊維質が少なく、まろやかでマンゴーのような食感が特徴です。
そのほか、ビタミンCの豊富なキウイや梨やビワの栽培も盛んです。
おいしいみかんと同じ自然環境で育つフルーツ類は、どれも最高の味です。
アルバイター募集!!
みかん収穫期の農家の人手不足は深刻です。そこで、全国から“みかんアルバイター”を募集し宿泊・合宿施設マンダリンや、農家ホームステイで収穫作業をお手伝いしてくれる方を募集しています。一度味わったら忘れられない本物の味。青い海と空、夕焼けに包まれながら自然の中で作業すれば、心も体も癒されます。リピーターも多数!!あなたも“みかんアルバイター”に応募しませんか?
期間 | 11月~12月 |
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内容 | みかんの収穫・選別、積み込み運搬など |
問合せ先 | 西宇和みかん支援隊事務局(JAにしうわ農業振興部内) |
TEL | 0894-24-1115 |
メール | info@n-mikan-shientai.jp |
みかん農家になりたい方
未経験の方が、八幡浜市でみかん農家になるためのサポート体制も充実しています。宿泊・合宿施設マンダリンで暮らしながら、市内外の各地域の農家で研修を受け、自分の目指す経営スタイルの農家として自立することも可能です。Iターンだけでなく、Uターンで就農(実家は非農家で)する人もいます。