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2018.10.15
川之内地区

定住支援員の「やわたはま・あれこれ」~川之内地区編④

こんにちは!定住支援員のOです☆
さて、今日は川之内地区のご紹介vol.4♪

 

地区にお邪魔させていただいたときに、ちょうどタイミングがあって
喜び勇んでO(≧▽≦)O覗きに伺った
陶芸の窯だし行事(公民館行事)の模様をお伝えいたします!

 

<川之内地区の陶和窯>

公民館行事で「陶芸」って、ムム、聞いたことないなぁ~。٩(๑❛ʚ❛๑)۶

廃校になった川之内小学校の一部を利用し、

地区の子供も大人も参加して、年に一回行なっているそうです。

 

9月初旬のこの日は、8月下旬に二日ほど火入れをおこない、

約一週間かけて温度を下げた窯を開ける日。

 

指定された夕方、地区内にある窯まで行くと、すでに

窯出し作業が始まっていました。(そうそう、おじさんの腰にある蚊取り線香!山での作業には必須です☆)

 

焼き物が並べられた窯には、大人一人がやっと入れる感じ。

 

陶板に焼き付いた部分を慎重に外しながら、

リレー方式で台に陳列されていきます。
‹‹\(´ω` )/›› ‹‹\(  ´)/›› ‹‹\( ´ω`)/›› 

 

幅広い年代が参加しているとあって、

その作品も様々。 

 

美しいフォルムの皿や花瓶はもちろん

バラや

カンガルー

 

可能性しか感じない、伸びやかな亀や

風の谷のナ〇シカの王蟲を彷彿とさせる、謎の物体。

 

新しい焼き物が出てくるたびに、

みんなで感想を伝えあい、和気あいあいとした空気が広がっていきます。(*´꒳`*) 

 

集落に上がる道のすぐ横にある窯なので、帰宅途中の地区の方が車から顔を出し、

「どないやった~?」と声をかけていきます。

気づけば、出し始めよりも人数が増えてきてます。

こののんびりした集まり方、そして私のような新参者がいても大らかに受け入れて下さる温かい感じ、とってもいいなぁ♪:*:・o(*´ε`*)o・:*:

 

この川之内地区の行事は、vol1でご紹介した様々なものがありますが、
vol.1の記事はこちら

共通しているのは、子供からおじいちゃんおばあちゃんに至るまで、幅広い層が参加しているところ。

小学校が廃校になると、地域との繋がりはどうしても薄くなりがちなのですが、
今でも子供たちは川之内地区での行事に積極的に参加しているそうです。

自分の地域を大切に思う子供が育つ地区、川之内。

 

窯のそばで沈みゆく夕日を見ながら、気持ちが優しくなった一日の終わりでした。

 

それでは、今日はこの辺で。

 

 

❁定住支援員・O❁

八幡浜市で初めての地域おこし協力隊として、中山間地域・日土東地区を担当。

3年の任期満了後、平成30年4月から定住支援員として活動中。

市内でも各地域で異なる風習や文化に日々驚きつつ、

移住検討者の方に向けた「八幡浜の日常のあれこれ」をお伝えすべく、

あっちこっちに出没。

最近の悩みは、八幡浜の地図が頭の中で暴れ出して位置がなかなか掴めない事(^_^;)